青汁の選び方についてまとめています。
- 青汁情報が多すぎて悩んでいる
- 青汁ランキングが信用できない
- おすすめ青汁を知りたい
と心配されている方に向けて情報をまとめています。
ケール生葉、そして粉末青汁を製造販売している立場から、青汁ランキング情報サイトの疑問や選び方について書いています。
青汁ランキングの疑問
青汁選びの基準について
市場調査のために青汁ランキングサイトを見ていると、「青汁は〇〇〇で選ぼう!」という項目を目にすることがよくあります。
たとえば、
- 青汁は産地(国産)で選ぼう!
- 青汁は効果で選ぼう!
- 無農薬の青汁を選ぼう!
- 国内で製造された青汁を選ぼう!
- 無添加の青汁を選ぼう!
など、よく目にします。
青汁は産地(国産)で選ぶべき?
当店では、国産で栽培されたケールを生葉や粉末青汁に加工して販売しています。
当店の粉末青汁は、クロレラ(主要生産国の台湾製)もブレンドすることで、飲みにくい無添加青汁をさわやかな飲み口に仕上げています。
国産かどうかを気にされている方の多くは「中国産の青汁かどうか」を気にされているのだと思います。
そうした質問をいただくこともあるので心苦しいところもあるのですが、正直にいうと、国産だろうが中国産だろうが、栄養価の高い青汁もあれば低い青汁もあります。
安全性についても、中国産だからダメだとも思いません。
中国産青汁の安全性に問題があるのなら、ドラッグストアで人気の山本漢方製薬の青汁(大麦若葉100%)で健康被害が出ていることでしょう。
でも、健康被害が出たなんて話を聞いたことがありません。
日本の法律に従って安全性を管理しているのであれば、産地はさほど問題ではないように思います。
産地よりも「販売者を信じられるかどうか?」を大切にしたほうが、安心して青汁生活を楽しめるのではないでしょうか。
青汁は効果で選ぶべき?
青汁のランキングサイトを見ていると、
- 大麦若葉には、活性酸素を分解する力がある!
- ケールには、貧血や睡眠に効果がある!
- 明日葉には、むくみを改善する効果がある!
- 桑の葉には、糖尿病を海鮮する効果がある!
といった話をよく目にします。
青汁効果についてまとめた記事でも書きましたが、生葉をミキサーで青汁にした生青汁であれば期待できる効果もあるとは思いますが、粉末青汁では基本、むずかしいでしょう。
乾燥粉末に期待できることは、
- 繊維質な大麦若葉であれば食物繊維の補給
- 栄養豊富なケールであれば栄養の底上げ
- 明日葉や桑の葉であれば栄養補助
あたりだと思います。
青汁のランキングサイトは「これが人気の青汁!」と声高にさけんでも、結局は広告費をもらって掲載している宣伝です。
効果をおおげさに言うほど売れるのは分かりますが、やりすぎですね。
健康に近道はありません。
- 睡眠
- ストレス
- 運動
- 食生活
これらを改善しながら青汁を飲んだり、もしくは改善するために青汁で健康意識を高めたり。生活リズムを変えるために青汁を活用することをおすすめします。
青汁は農薬使用の有無で選ぶべき?
当店で使用しているケールは、露地栽培(自然農法)。
そのため基本的には無農薬で栽培しており、どうしても害虫被害がひどいときには有機農業で認められているものに限定して対策しています。
しかし、それは「農薬使用が危険だから」ではありません。
家庭菜園で農薬を使っている人も多いと思いますが、日本国内で認められている農薬は、適性に使えば健康被害は出ません。
もし農薬使用が危険ならば、スーパーで販売されている野菜を食べている多くの人は健康被害で大変なことになっているでしょう。
だから、農薬使用の有無を気にする必要はないように思います。
当店が露地栽培ケール(生葉と青汁)を販売している理由は、おいしかったからです。
おいしいものを食べたい、おいしいから健康になれる。
だから、食べておいしかった自然農法ケールを生葉や粉末青汁にして販売しています。
青汁は製造国で選ぶべき?
「国内製造だから安心」も、よく目にします。
これには賛成です。
先日、ヨーロッパから輸入した食品で「開封すると虫がたくさんいた」とクレームになっている話題を目にしたことがあります。
やはり国が変われば、気候風土も価値観も異なります。
乾燥した国では大丈夫だけれど湿気の高い日本だと問題になることもありますし、そもそも「虫も食べるほど安全な食品」と思える価値観かどうかの違いもあります。
あなたが日本人の価値観を持っているのであれば、日本のルールで製造されたものを食べたほうがストレスもなく、安心安全だと思います。
だから、青汁も選ぶなら国内製造品をおすすめします。
参考までに当店では、
ケール生葉
全国から露地栽培ケールを厳選(紀伊半島産が中心)して、洗浄加工は大阪です。
粉末青汁
上記ケールとクロレラ(国内の品質基準をクリアしている台湾産)を静岡でブレンドしています。
いずれも日本の法律に従って製造管理しています。
青汁は添加物の有無で選ぶべき?
これは、絶対にそうするべきです。
有名な青汁ほど添加物によって栄養成分が薄い傾向にあります。
とくに「子どもでも飲みやすい!」と宣伝している青汁は、裏を返せば、水のように飲めるほど栄養価値のない青汁ということです。
粉末青汁も製造販売している立場からいうと、原材料の80%が栄養価のない添加物でも粉末青汁をつくることができます。
よく粉末青汁の原材料に甘味料が使われていることがありますよね。
青汁に添加物を加えると飲み心地が悪くなります(ほんのり青臭い水を飲んでいる感じです)。そこに甘味料を加えると味に厚みが増して、飲み心地が改善されるのです。
甘味料の入った青汁は、つまり栄養成分が薄められた青汁ということ。
しかし、添加物を使うほど原価を抑えることもできるため、それだけ宣伝広告費に投資できて、販売拡大できるというわけですね。
だから知名度で青汁を選ぶと、薄い青汁を飲むことになりがちです。
当店は、数(販売数量)よりも質(栄養の濃さ)を選びました。だから粉末青汁には添加物をくわえず、できる限り濃くて、かつ飲みやすい青汁に仕上げています。
青汁の選び方まとめ
青汁ランキングなどで掲載されている青汁選びのまとめとして、
- 産地よりも販売者の信用
- 青汁効果を信じるのはほどほどに
- 農薬使用の心配もほどほどに
- 国内製造がおすすめ
- 添加物不使用がおすすめ
とういことで、「国内製造」「添加物不使用」を基本にして、販売者を信じられる青汁を選びましょう。
よろしければこちらの記事もご参考ください。
みなさまの青汁生活が、素晴らしいものになりますように。