いま、どんな青汁が人気なんだろう。
そんなこと考えながら青汁の口コミをみていたら気がつきました。
人気の青汁には3パターンある
しかも口コミで人気な青汁は、なぜか添加物をたくさん使う傾向があることにも気がつきました。
せっかくなので、口コミで人気の青汁について気づいたことをまとめてみました。
口コミで人気な青汁のパターン
「〇〇成分を配合!」で人気の青汁
このタイプ、ネット通販で人気の青汁に多いですね。
配合する成分にも特徴があって、
1.メーカー独自の成分を配合した青汁
有名な大企業でよくみる青汁で、資本力の差を活かして、研究開発費を投じた成分で差別化をしているんでしょうね。
無添加化粧品会社のツイントースや大手飲料会社のケルセチンなどが有名。
法律(薬事法)のおかげで、昔のような「〇〇成分でガンが治る!」といった悪質な宣伝ができなくなったので、
〇〇成分で吸収率が上がる
というのが、いまの流行です。
じつは吸収率が上がるのは特定の成分(栄養素)だけです。
いろんな栄養素がとれる青汁で、たった1つや2つの成分だけのために購入価格を上げられていいのか、よく考えましょう。
こうした吸収率があがる成分は、青汁よりも特定の成分にこだわったサプリメントの方が適している気がします。
2.青汁素材の成分に注目した青汁
明日葉の「カルコン」や桑葉の「DNJ」などが有名で、
- 明日葉カルコンで「むくみ」が改善!
- 桑葉DNJで「糖尿病」が改善!
と宣伝しています。
明日葉青汁で「むくみ」が治るなんて凄いな!と思いましたが、どれだけ調べても「むくみ」を治すために必要なカルコン量がまったく分からないんですよ。
「むくみ」を治すためのカルコン量も分からないし、1杯の青汁に含まれるカルコン量も分からない。
ないないずくしで、
本当に効果があるか疑問
です。
逆に桑葉DNJは、血糖値に影響をあたえる量が「なんとなく、これくらい?」程度には分かりますが、
桑の葉(お茶&青汁)効果で血糖値や糖尿病が!ってヒドイよね。
効果を出したいなら食事のたびに20杯以上飲まないと意味がないので、
効果を期待するのはムダ
だと感じました。
どんな青汁成分も実験すれば何かしらの効果は発見できますが、それが飲むだけで効くかどうかは別問題。
本当に効くなら薬になってますよ、その方が稼げますし。
3.〇〇種類の酵素を配合した青汁
「飲むだけで痩せる!」といったダイエット目的の青汁に多いタイプ。
ですが、酵素で痩せるなんて聞いたことがありません。
何十種類もの植物を発酵させて粉末化させた原料(例:ブラジル酵素など)がありますが、飲むだけで痩せるといったデータはありません。
青汁素材でいえば大麦若葉も「SOD酵素で〇〇に効く!」と言われたりしますが、なぜ酵素がいろんな症状に効くのか分からないんですよね。
そんなに酵素が欲しいなら、生きてる味噌で味噌汁を飲んだほうがマシです。
「野菜がこんなに!」で人気の青汁
このタイプも口コミサイトでよく見ますよね。
野菜感をイメージさせる方法にも特徴があって、
1.1杯で1日350gの野菜の栄養素
こういった「1杯で〇〇gの野菜!」タイプの青汁は、かならず
- 根拠となる栄養素はなにか?
- どんな原材料をつかっているか?
を確認しましょう。
どれだけ野菜を使っていても、製造過程で栄養が失われていると意味がないので、広告をしっかり確認するか、それでも分からなければメーカーに確認して、
1杯に含まれる栄養値
を知って購入しましょう。
自信がない青汁にかぎって、「野菜〇〇g分」や「野菜〇〇個分」といったように、あやふやにごまかして宣伝しています。
もし1杯に含まれる「野菜〇〇g分!」の根拠となる栄養値が分かったら、ついでに原材料も確認してみましょう。
「ほうれん草350g分の栄養!」の根拠が、
- ビタミンCだけが対象だった!
- しかも、合成ビタミンCを入れただけ!
ということもあります。
つまり合成ビタミンCをほうれん草350g分入れただけで、ほかの栄養素はほとんど期待できないなんてことになりかねません。
2.〇〇種類の野菜
一見すると野菜の栄養をたっぷり補えそうですよね。
ただ、そもそも青汁の目的は「野菜のなかでも特に栄養豊富な野菜(ケールなど)を取り入れることで、少しでも野菜不足を解消する」ことですよね。
野菜を増やせば増やすほど、1杯あたりの栄養豊富な青汁素材が減りますよ。
栄養バランスではメリットがありそうですが、一般的な野菜なら外食や自炊で食べたほうが安上がり。
「食感すごいでしょ!」で人気の青汁
このタイプで有名なのは、
- 錠剤タイプの青汁
- ゼリータイプの青汁
の2種類です。
1.錠剤タイプの青汁
錠剤タイプで確認すべきなのは、
1日分の重さ
です。
たとえば1粒300㎎で1日3粒をすすめている青汁粒があったとすれば、1日に飲む量は900㎎(0.9g)です。
一般的に青汁粉末は1杯2.5g~3.5gなのに青汁粒0.9gはあまりに少ないですよね。
錠剤タイプの青汁は1日に飲む量(重さ)を確認しましょう。錠剤タイプの青汁は、比較的にコストパフォーマンスが悪い印象があります。
2.ゼリータイプの青汁
ゼリータイプの青汁は、かならず
原材料を確認しましょう
原材料で青汁素材よりも前に甘味料があれば要注意。
毎日、肥満の原因となる糖質を余計にとる必要があるのか冷静になって考えてみましょう。
青汁といっても中身はお菓子のゼリーとあまり変わらなかった!なんてことのないように、原材料をしっかり確認しましょう。
口コミで人気な青汁の共通点
なぜか「添加物」をよく使う
ここまで、
- 「〇〇成分を配合!」で人気の青汁
- 「野菜がこんなに!」で人気の青汁
- 「食感すごいでしょ!」で人気の青汁
といった3タイプの青汁についてまとめてきましたが、すべての青汁に共通するのが
添加物をつかっている
ことなんですよね。
原材料を確認すれば分かりますが、こんな添加物をよく目にします。
1.でんぷん
身近な食品でいえば片栗粉やコーンスターチなどが「でんぷん」です。
とても安いので、青汁にいれるほど原価を下げることができます。だから売り手側からすれば、「でんぷん」で青汁を安くつくって高く売ればめちゃくちゃ儲かる!
そのため消費者からすれば、
なにも嬉しくない成分
だって、
- 栄養の足しにならない
- むしろ糖質が増える
ですから。
2.デキストリン
「でんぷん」からつくられる炭水化物のひとつです。
これが「難消化性デキストリン」になると食物繊維とおなじような働きを持ちますが、「デキストリン」はまったくの別物。
「でんぷん」とおなじで、青汁に入っていてもなにも嬉しくありません。
もし原材料に「デキストリン」の記載があれば、その青汁は
安くて薄い青汁
と思ったほうがいいですよ。
販売者からすれば「デキストリン」をつかうほど安くつくれるので、儲けも大きくなりますが。
3.還元麦芽糖(マルチトール)
青汁でよく使う人工甘味料のひとつで、甘みは砂糖の80%。
「子どもでも飲みやすい!」など、飲みやすさが特徴の青汁には基本的に入っていると思ったほうがいいです。
「でんぷん」「デキストリン」「還元麦芽糖」の3つを、
青汁添加物の御三家
といえるほど、よく目にします。
それだけ、
- 安く使えて、
- 高く売れば、
- がっつり儲かる!
販売者からすれば、都合のいい青汁添加物といっても過言ではありません。
原因はアフィリエイト広告?
なぜか、口コミで人気の青汁には添加物が使われています。
その理由は、
アフィリエイト広告
にあるのかもしれません。
「青汁 口コミ」や「青汁 人気」の検索結果をよくみると、ほとんどがアフィリエイト広告なんですよね。
きっと広告宣伝費のために、
安くつくって高く売る
青汁ばかり目にするようになったんだろうな。
青汁好きからすれば、これほど飲みたい青汁を探すのが大変な時代はないです。
本当に人気の青汁は口コミに頼らない
最近、思うのですが、
口コミで人気の青汁はNG
のような気がしていて。
だって青汁の口コミって金で買える(アフィリエイト広告)わけでしょう?
それって、裏を返せば
広告しないと売れない青汁
ということでしょ。
いまの時代、本当に良い商品は宣伝しなくたって売れます。
本当に体がよろこぶ青汁はなにか。口コミサイトに惑わされず、冷静になってよく考えないといけませんね。
この情報が、少しでもお役にたっていれば嬉しいです。
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さーてと、ちょらの青汁でも飲もうかな~。