青汁を販売しているため、青汁原料による効果のちがいについて質問をうけることがあります。たとえば、
ちょらの青汁はケールを原料につかっているとのことですが、便秘やむくみには効果がないのでしょうか?
やっぱり青汁の効果って気になりますよね。
きっと「うちの青汁は〇〇効果がありましてですね!」とお答えすれば売れるのでしょうけど、こんな風にこたえてます。
大麦若葉や明日葉など、素材によって健康効果がさまざまで悩みますよね。
わたしも最初はなにを選べばよいか分からず困りました。ただ、調べていくとわかったことがひとつあります。
むくみや美肌などいわれている効果はさまざまですが、どれも「わたしは〇〇効果があると感じた」レベルで、お薬のように客観的に治療効果が確認できるものはありません。
健康食品はあくまで「食品」であって、「薬」ではありません。
青汁しかり、健康食品の目的は「栄養とおいしさの両立」です。
しかし青汁の場合は、栄養をもとめると濃くなり青臭さが増すため、添加物でうすめたり、甘味料で味つけ(業界用語でボディ感を足す)して、90%以上の青汁がおいしさ重視で栄養をうすめているのが現状です。
しかし、それでは栄養素で差別化して販売できないため、ビタミンCでも得られるような効果しかない素材をアレコレいれて、
〇〇効果なら、この青汁!
と宣伝しています。
そんな現実に嫌気がさして、だれに紹介しても恥ずかしくない青汁にすべく、日本一濃く、それでいてスッキリ飲みやすい無添加青汁をめざしました。
「きおっちょら農園の青汁は〇〇に効果がありますよ!」
という返事を期待されていたと思うので恐縮なのですが、正直、そこまでしてお金儲けすることには関心がありません。
それよりも「栄養豊富なのにおいしい食品を求める方々」とつながり、楽しく暮らしていきたい気持ちの方が強いのでありのままをお伝えいたしました。
ご気分を害されたとすれば大変申し訳ありません。
きっと、
- 大麦若葉は便秘解消!
- ケールは美肌に!
- 明日葉はむくみ解消に!
という情報を知ったのはアフィリエイトサイトなんでしょうね。
こちらの記事でくわしくまとめましたが、
青汁って「健康飲料」のイメージがつよいから、添加物でうすめても消費者は気づきにくいんですよね。
当然うすめるほど利益率はたかくなるので、アフィリエイト広告を利用して
「〇〇青汁はダイエットにおすすめ!飲むだけでヤセた!」
みたく宣伝して、消費者はおもわず買ってしまう。
飲んでも効果を感じられず、やめようにも勝手に定期購入コースになっていて解約方法がわからない。
なんて事例が増えてるそうです、こわいこわい。
そんな退屈な青汁販売ゲーム、いちぬーけた。