ケール青汁と大麦若葉青汁の味についてまとめています。
- おいしい青汁ってあるの?
- ケール青汁はマズイって本当?
- 実際、大麦若葉青汁の方が飲みやすいんだけど
と心配されている方に向けて情報をまとめています。
ケール生葉、そして粉末青汁を製造販売している立場から、ケール青汁と大麦若葉青汁の味の違いについて書いています。
ケール青汁はマズイのか
実際にケール生青汁を飲んだ感想
わたしは毎日、ケールを食べたり青汁にして飲んでいます。
目覚めの一杯🥬
・ケール生葉 2〜3枚
・豆乳 300ml
・てん菜糖 大さじ2杯
・塩 少々脳にスイッチ入れるために糖質もしっかりと足した生青汁。ビタミン、ミネラル、タンパク質よ、全細胞に届けー!
うぉー、元気が出てきたぞ🔥(きっと気のせい 笑) pic.twitter.com/y8IwXtQluV
— ひろゆき🥬ケール屋(生葉&青汁) (@aojiru_kale) November 17, 2020
毎日、食べたり飲んでいるからひいき目にいうわけではありません。
ケール青汁は、おいしい。
少なくとも「まずい、もう一杯!」というのは大げさで、生青汁はもちろん、当店で販売している粉末青汁を友人に飲ませても「意外といける」と拍子抜けされます。
「まずい、もう一杯!」は本当か
自宅でケール青汁をつくって飲んでおいしい。
しかし、「まずい、もう一杯!」は演技ではなく、CMに出演された俳優の八名信夫さんが「うまい!」という所を、あまりにマズくて思わず口から出た言葉なんだとか。
そうであれば、単にキューサイのケール青汁がおいしくなかったのでしょう。
CMの売りにするくらいですから、キューサイのケール青汁はマズイ。
しかし、毎日ケールを食べたり飲んだりしている立場からいわせると、あたりまえの話ですが「おいしいケールの青汁はおいしい」です。
大麦若葉青汁はおいしいのか
大麦若葉の味
本当はケールとおなじように、大麦若葉も生青汁をつくって飲んでみたい。
しかし、大麦若葉の生葉はウサギのエサとして売られているのは見つかるのですが、料理につかえる食材としては流通していないようで手にはいりません。
考えてみれば大麦若葉はイネ科の植物なので、穀物としての食材価値はありますが、葉は繊維質すぎて栄養吸収率が悪いのかもしれません。
その点、ケールはキャベツや白菜とおなじアブラナ科野菜。
やわらかくて調理してもおいしい、栄養豊富な野菜として流通しているのでしょう。
実際に大麦若葉青汁を飲んだ感想
本当は大麦若葉でつくった生青汁を飲んだ感想を書きたいのですが、手に入らないのであれば仕方がありません。
市販されている粉末タイプの大麦若葉青汁を飲んだ感想をまとめます。
実際にいろいろと飲んでみたところ、たしかに、あきらかに飲みやすくておいしい青汁がいくつもありました。
やはり、ケールよりも大麦若葉でつくった青汁の方がおいしい。
と言いたいところですが、そう簡単に結論づけられる事ではないようです。
というのも、大麦若葉でつくった青汁のなかには、あきらかにクセの強い青汁もあったからです。
大麦若葉青汁が飲みやすい理由
おなじ大麦若葉青汁で、クセの強いものと、あきらかに飲みやすいものに分かれる理由はなにか。
それぞれの原材料を確認することで理由が分かりました。
クセが強い大麦若葉青汁は、原材料に「大麦若葉」しか記載されていません。
それに対して飲みやすい大麦若葉青汁の原材料には「デキストリン、でんぷん、麦芽糖・・・」など、聞きなれない添加物がいろいろと書かれていました。
大麦若葉青汁が「おいしい」といわれる理由は、ここにあるようです。
つまり、大麦若葉でつくった青汁がおいしいのではなく、大麦若葉青汁には添加物で飲みやすく仕上げたものが多いから、おいしい。
「おいしい青汁」の功罪
青汁が有名になった
良薬は口に苦しといいますが、キューサイの「まずい、もう一杯!」という青汁CMのおかげで「青汁はマズイけれど体にいい」というイメージが定着しました。
そこへ、大麦若葉青汁でよく見かける「おいしい青汁」が登場したことで「おいしく健康になれる」というイメージに変わり、青汁は知らない人がいない健康ドリンクになったのかもしれません。
年々、医療費によって財政が圧迫される昨今。
国民の健康意識を高めるうえでも、大麦若葉青汁でよく見かける「おいしい青汁」が果たした役割は大きいように思います。
しかし、最近はそれが仇(あだ)となっているように感じます。
青汁効果に落胆する人が増えた
「青汁」で検索するたびに、気になることがあります。
それは、
かならず「青汁 効果なし」という関連ワードが表示されるからです。
これは「期待して青汁を飲んでみたけれど、たいしたことない。」とガッカリされた方が多いということ。
青汁を製造販売している立場からいわせていただくと、「おいしい青汁」つまり添加物をつかって青汁を製造するほうが安くつくることができます。
添加物をつかうほど、
- おおげさではなく50%、80%と原価を削減できる
- その反面、それだけ栄養価も下がっていく
ことになります。
削減できた原価分を広告宣伝費にあてて、ちょっとした健康ドラマのようなテレビCMを制作して販売すれば、飛ぶように売れるでしょう。
しかし、その副作用として消費者を落胆させていないだろうか。
「ケール青汁はマズイ、だけど大麦若葉青汁はおいしい。」
そうした声を聞くたびに、複雑な思いになります。
ケール青汁と大麦若葉青汁の味比較まとめ
ケール青汁と大麦若葉青汁の味をくらべたまとめとして、
- まずいケールの青汁はまずい
- おいしいケールの青汁はおいしい
- 大麦若葉青汁にもまずい青汁はある
- おいしい大麦若葉青汁は添加物を使っている
- 添加物を使うほど青汁の栄養価は失われる
「ケールだからまずい、大麦若葉だからおいしい。」という話ではなくて、青汁の味は「素材の味」と「添加物の有無」によって変わります。
よろしければこちらの記事もご参考ください。
みなさまの青汁生活が、素晴らしいものになりますように。