30歳になったころ、牛脂がダメになった。
霜降りの和牛を「おいしい!おいしい!」と言って食べても、数時間後にはお腹をくだしてしまう。ゲリラ豪雨のように予告なく襲ってくるため大変だ。
1時間くらいはトイレに引きこもってしまう。
おなじように、40歳になってからは唐辛子もダメになってきた。
外食で担々麺を食べてもお腹の調子が悪くなってきた。きっとパンチの効いた唐辛子の味を求めてしまうからだと思う。
だけど、担々麺の「胡麻、酢、麻辣」な味はどうしても食べたくなる。
そんなとき、クックパッドでこんなレシピを見つけた。
「お腹にやさしい豆乳鍋でもつくろうかな。」
最初はそう考えていたが、見ているうちに「この鍋に練り胡麻をくわえたあとに、麻辣なケールサラダをいれて煮込んだら野菜たっぷり坦々鍋になる」ことに気がついた。
せっかく食べるなら盛りつけも美しくありたいが、鍋物はいつもごった煮のようになって美しくならない。だけど緑が鮮やかなサラダをのせれば美しく映えるはず。
鍋の具材は鶏肉、白菜でシンプルに仕上げて。
早速、鍋にいれる麻辣ケールサラダをつくっていこう。
基本のケールサラダ(2人前)
- ケール:100g(2枚ほど)
- サラダ食材:100g
- オイル:大さじ1杯
- 塩&砂糖:各々ひとつまみ
- 酢:大さじ1杯
- フレーバー:自由に!
ケールとサラダ食材をあわせて2人前200gを目安に、多少増えても大丈夫。
参考:サラダ食材野菜100gなら、たまねぎ1/2個、にんじん1/2本、トマト1/2個、アボカド1個、レタス1/4個、セロリ1茎、リンゴ1/2個、ブロッコリー1/4株など。そのほか、お刺身や練り物、ゆで豚、豆腐、豆などもおすすめ。
参考:酢について酸度がまろやかな米酢やリンゴ酢、ワインビネガー、レモンなどの柑橘類がおすすめ。
フレーバーの例黒胡椒(挽きたて推奨)、にんにく(すりおろし)、しょうが(すりおろし)、マヨネーズ、はちみつ、メープルシロップ、ヨーグルト、粉チーズ、サワークリーム、マスタード、バジル、醤油、味噌、アンチョビ、シラチャーソース、サルサソース、ナッツ、練りごま、EXVオリーブオイル、胡麻油、ケイパー、梅干し、ピクルスなど。
サラダ食材や酢、フレーバーを気分やノリで変えて多様なサラダを生み出しましょう。
本日のケールサラダ
レシピは2人前で書いていますが、写真は倍量つくったものです。
・サラダ食材:春菊を1束(200g)
春菊を多めに、ケールを少なめにいれる。
ケールを入れることで春菊の香りはそのままに、ケールの食感がアクセントなって美味しくなります。
最後に、トングでよく混ぜ合わせれば完成です。
そして、これを豆乳担々麺にいれます。
グツグツ煮込んでいくほどにケールサラダがスープになじみ、酸味や香りが飛ばずにフレッシュな状態でいただけます。
スープの味わい、春菊の風味、ケールの食感。
もう、最高です。
豆乳鍋にすると、どうしても豆腐のカスのようなものがスープに浮かんで見栄えがわるくなりますが、ケールサラダをのせれば隠せて美しくなる。
見た目にもおいしい豆乳担々麺with麻辣ケールサラダ。
はぁ、うますぎる。