こういう不安を感じてる方がいると知りました。
はじめて買った青汁だけど溶けづらくて。
溶けたとしても、
- ドロドロしていたり、
- 粉っぽかったり、
- すぐに沈殿してしまう。
どこの青汁もこんな感じなのでしょうか?
もっとサラサラ溶ける青汁はないのでしょうか?
中身がおなじなら溶けづらい青汁よりもサラサラ溶ける青汁の方がいいですよね。だけど、本当はそれぞれ中身がまったく違います。
「溶けづらい青汁」と「サラサラ溶ける青汁」、なにが違うかまとめてみました。
溶けづらい青汁とは
溶けづらい理由
おなじ青汁なのに、
- 溶けづらい
- ドロドロしてる
- 粉っぽい
- すぐに沈殿する
こうした特徴が出てくるのはなぜか。理由はとっても簡単で、
青汁の粉が小さいから
だから水に溶けづらいんです。
イメージしていただきたいのですが、たとえば小麦粉に水をかけると、
- 水をはじいて溶けづらい
- 溶かしてもダマができる
なぜ小麦粉に水をかけると溶けづらくて、溶かしてもダマができるのでしょうか。それは小麦粉の粒度(粒の大きさ)が小さいからです。
粒度が小さいと粒と粒の間に水が入らず、水をはじいてしまいます。
また、頑張ってかきまぜても全体に水が浸透せず、ダマが残ってしまいます。
サラサラ溶ける青汁とは
サラサラ溶ける理由
それではサラサラ溶ける青汁は、なぜ溶けやすいのか。
その理由は、
バインダーを使うから
だから水に溶けやすくなるんです。
バインダーとは、結合剤のこと。
青汁の原材料でよくみる「でんぷん」や「デキストリン」などの成分がバインダー目的に添加した成分です。
水に溶けやすいバインダー成分に青汁粉をくっつけることで、バインダーが水に溶けて粉が飛び散ってくれるんです。
青汁効果を損なうバインダー
バインダーの目的は水に溶けやすくすることなんですが、バインダーを使ってしまうと避けられないデメリットがあります。
それが、
青汁効果が半減する
ことです。
バインダーの使用量が微量であればいいのですが、実際は成分の半分以上がバインダーなんて青汁もあります。
つまり、値段はおなじでも青汁効果は半減。
それを理解したうえでサラサラ溶ける青汁を選びましょう。
サラサラ溶ける青汁の特徴
バインダーによって青汁効果は半減します。
しかし、それでは消費者に選んでもらえないため、
- 甘味料を入れて「子どもでも飲める青汁!」
- 乳酸菌を入れて「お腹にいいかも!?」
- 機能成分で「〇〇効果が期待できるかも!?」
といったように、ありもしない青汁効果を宣伝しています。
また、バインダーはケールや大麦若葉などの青汁素材よりも原料価格が安いため、バインダーを使うほど安い青汁を製造できます。
そして、たとえば「飲むだけで痩せる青汁!」などと宣伝して高く売ると利益率の高いビジネスになるわけです。
テレビやネット&SNSの口コミでよく見る青汁は、例外なくバインダーを使っています。おそらくバインダーで商品原価を抑えて広告費を捻出しているのでしょう。
効果の高い青汁は宣伝せずとも売れるんですけどね。
両社の良さを備えた青汁とは
青汁効果を求めると溶けづらくなり、溶けやすさを求めると青汁効果が半減する。
青汁効果は守りながら溶けやすくできないか。試行錯誤したなかで完成したのが「ちょらの青汁」です(最後に宣伝になってしまいました)。
しかし、それでもバインダーを使った青汁には溶けやすさでかないません。
水なら溶けやすいのですが、牛乳や豆乳に溶かすとダマができやすいため、
- まず少量の水に溶かす。
- そして牛乳や豆乳を注いで混ぜる。
これだけで、牛乳や豆乳にもダマができずに溶かせるのでお試しください。
さて、ちょらの青汁を飲みにいこっと。