子ども向け青汁に共通する不思議についてまとめています。
- 子ども向け青汁は飲みやすい?
- 子ども向け青汁は野菜不足に役立つ?
- 子ども向け青汁は安全?
と気になっている方に向けて情報をまとめています。
青汁を製造販売している立場から、子ども向け青汁の原材料に共通している点に気がついたので、情報をまとめることにしました。
子ども向け青汁について
青汁を子どもに飲ませたい理由
わが家では、子どもたちも青汁を飲んでいます。
自分で開発した青汁のため、原材料も把握していますから、それこそ離乳食にも粉末青汁を混ぜたりしてきました。
いまでは2人が中学生、1人が小学生になりましたが、ケール生葉をミキサーにかけて飲むことだってあります。
牛乳や豆乳に粉末青汁を溶かしてあげるとガブガブ飲んでくれます。
なぜ、子どもたちにも青汁を用意してあげるのか。
わが家の場合は「飲まないよりも飲む方が、成長につながる。」という単純な理由ですが、親御さんによっては、
- 子どもが偏食するから
- 好き嫌いが多いから
- 野菜が苦手だから
といった理由で、青汁を検討していることと思います。
子ども向け青汁の特徴
「子ども向け」として販売されている青汁は「大麦若葉」を使うことが一般的です。
青汁の飲みやすさは原材料や加工法による影響が大きいため、大麦若葉だから飲みやすいというわけではありません。
しかし、キューサーのテレビCM「うー、マズイ。もう一杯!」によって、ケールはマズイというイメージを持たれる方がいるため、定番のひとつ「大麦若葉」を使うことが多いようです。
おいしい食材は、当然おいしいです。ケールもおなじで、おいしいケールはおいしく、おいしくないケールはおいしくありません。
また、大麦若葉以外にも、子ども向け青汁には特徴があります。
大麦若葉の隣に書かれる原材料
それが「大麦若葉の隣にある2つの原材料」です。
子ども向けとして販売している青汁には、
- 甘味料(麦芽糖、黒糖などの糖分)
- きな粉やデキストリン
などの野菜不足に関係のない素材が2種類、原材料に「大麦若葉、麦芽糖、きな粉」などのようにならんで書かれています。
原材料の「大麦若葉」の隣に2種類、野菜不足に役立たない素材がならぶのはなぜか。
原材料は、配合された量の多い素材から順に記載するのが基本ルールです。
子ども向け青汁は「〇種類もの野菜をつかっています!」といろんな野菜を配合する商品が多く、一見すると野菜がたくさん補えると感じます。
しかし、もし原材料それぞれの配合比が、
- 大麦若葉:34%
- 甘味料:33%
- きな粉:32%
- その他、数種類の野菜素材:1%
だとすれば、野菜不足に役立つ原材料はせいぜい35%、65%は野菜不足に役立たない成分でつくられた青汁になってしまいます。
原材料は確認できても、配合比までは知ることができません。
そのため、子ども向け青汁が「大麦若葉の隣に、なぜか野菜不足に役立たない素材が2種類ならぶ」理由は正確には分かりません。
けれど、子ども向けにつくられた青汁の原材料を確認するたびに不思議に思います。
原価の安い素材が、大麦若葉の隣に2種類ならぶのはどうしてだろうと。
子ども向け青汁の安全性
避けた方がいい原材料
子どもにも青汁を飲ませたいと考えたとき、
- 人工甘味料
- 緑茶や抹茶
- きな粉
といった原材料が書かれている青汁は、避けた方がいいです。
どれも青汁を飲みやすくするために配合する原材料ですが、とくに子どもが小さいうちは敏感なため、
- 人工甘味料でお腹をこわした
- 成長に必要な睡眠をさまたげる
- 大豆アレルギーになった
などの影響が出ることも考えられるため、避けることをおすすめします。
子ども向け青汁の特徴まとめ
子ども向け青汁に共通する特徴として、
- 大麦若葉を主体にしている
- 野菜不足に役立たない素材が2種類ならぶ
- 何種類もの野菜を使っても配合比が低ければ意味がない
- 人工甘味料、緑茶や抹茶、きな粉を使用した青汁は避けよう
青汁効果で、健康な日々をお過ごしいただければうれしいです。
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みなさまの青汁生活が、素晴らしいものになりますように。