青汁は、野菜不足や健康維持に役立つ飲み物として人気があります。
ビタミンやミネラル、食物繊維など、様々な栄養素が含まれていますが、それらの栄養素を効率よく摂取するためには、飲むタイミングや飲み方にも注意が必要です。
では、青汁を飲む時間帯として、朝・昼・夜のどれがおすすめなのでしょうか?
そこで今回は、いつ青汁を飲むのが効果的なのかまとめました。
青汁を飲む時間帯として、朝・昼・夜のそれぞれには以下のようなメリットがあります。
- 朝は栄養素の吸収率が高く、エネルギー補給に最適
- 昼は食事の量を調節しやすく、ダイエットに効果的
- 夜は肌の代謝をサポートし、美容に嬉しい
それぞれのメリットについて、くわしく見ていきましょう。
青汁に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素は、摂取する時間帯によって吸収率が変わります。
一般的に、 朝は栄養素の吸収率が高い と言われています。
これは、朝は胃腸の動きが活発で消化液の分泌量も多いため、食べ物や飲み物に含まれる栄養素を効果的に分解し、吸収しやすい状態になっているからです。
そのため朝に青汁を飲むことで、青汁に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素を効率よく摂取することができます。
青汁に含まれる食物繊維は、満腹感を得やすくする効果があります。
食物繊維は、水分を吸収して膨らみ胃の中で長く留まるため、食欲を抑えることができます。
そのため昼食前に青汁を飲むと、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐだけでなく、食物繊維によって血糖値の上昇を緩やかにすることにもつながります。
昼に青汁を飲むことは、食事の量を調節しやすくなりダイエットに効果的。
体重や体脂肪のコントロールに役立ちますよ。
青汁に含まれるビタミンやミネラルは、肌の生成や修復に必要な栄誉素。
とくにビタミンCは、肌の弾力やハリを保つために重要な、コラーゲンの合成に欠かせない栄養素です。
そして夜は、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが行われる時間帯。
夜に青汁を飲むことは、ビタミンやミネラルが肌の代謝を効率良くサポートしてくれるというメリットがあり、肌のツヤや潤いを保つことにつながります。
また、人は寝ている間にもたくさんの汗をかきます。
汗によって水分やミネラルも一緒に失われてしまうため、寝る前に青汁を飲むことで、睡眠中の喉の渇きや水分不足を防ぐことにもつながり、肌の乾燥やシワの予防に役立ちます。
青汁は、どの時間帯に飲むかで得られるメリットが変わります。
- 野菜不足を補いたいなら「朝」
- ダイエットに役立てるなら「昼」
- 美容に役立てるなら「夜」
目的にあわせて飲む時間帯を変えましょう。
とはいえ青汁は薬とは違い、不足しがちな成分をおぎなって栄養バランスを整える食品。
あまり神経質にならず、日々の暮らしのなかで負担のない時間帯に飲んでも大丈夫です。なによりも毎日、飲み続けることが大切です。