本当になんでもない、ただのインスタントラーメン。
本当はもっと映える写真を、買いたくなるような記事を書いた方がいいのは分かっているけれど、なんだかやる気が出ない。
理由は分かっている。
ケールを、青汁を、ちゃんと愛しているからなんだ。
商売でやっていれば「この商品、こういう所が素敵でしょ!他社と比べてこんなに優れてるんです!」といった感じで好きなように言える。
だけど、残念ながら愛している。
愛しているから、なんだか照れくさくて宣伝しにくいことがある。
ちょうどいま、そんな気分なんだ。
愛する我が子を、いちいち「うちの子、こんなに凄いんです!」「よその子どもと比べて、こんなに優秀な子なんです!」なんて恥ずかしくて言えないよね。
ちょうどいま、そんな気分なんです。
お客様からいただいた感謝のお言葉を読ませていただくたびに、うれしい反面、とっても恥ずかしい感じがしてしまう。
だからかな、こんなに普通の写真をのせたくなってしまうのは。
ケールで青汁化しただけの、ただのインスタントラーメン。
ケールをざく切りにして、ただ混ぜて煮ただけのラーメン。
どう思われてもいいんです、なんたって愛していますから。後ろ指さされたっていいんです、なんたって愛していますから。
この瞬間、世界一おいしいラーメン。