サバの塩焼きケール添え【魚食は血中ビタミン濃度に影響を与えるか】

こんにちは、きおっちょら農園です。

サバの塩焼きに添えるものといえば、

  • 大根おろし
  • 大葉
  • かぼす

などの薬味ですが、それでは小皿にのせて終わりなので「ごはんに味噌汁、サバ塩焼き」がこじんまりとした、寂しい感じになってしまいますよね。

たとえ小ぶりのサバだとしても、メイン料理として出したい。

そんなときは、大根おろしの代わりに「ケール」を使いましょう。

 
 
 
 
 
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小ぶりのサバがメイン料理に大出世です。大根おろしも美味しいので、併用すればいいんですけどね。

さておき、サバといえば、DHAやEPAといった脳に嬉しい「オメガ3脂肪酸」をイメージしますが、ビタミンD(カルシウムの吸収サポート)も豊富な食材です。

そんな「魚とビタミン」に関する論文を見つけたので、ご紹介します。

参考 週5サーモン食べてもビタミンDは充足しない。British Journal of Nutrition

どういった話かといえば、

  • 舞台は「ノルウェー」
  • 季節は「秋」
  • 「血液中のビタミン濃度」を調査
  • なぜなら「ビタミン濃度が少ない→2型糖尿病リスク高い」
  • また「魚の摂取量が多い→2型糖尿病リスク低い」
  • であるなら「魚の摂取量が多い→ビタミン濃度が高い可能性」

という内容となっていて、以下の人たちを対象に、「魚の摂取量」と「血液中のビタミン濃度」を確認する試験となっています。

  • 夕食に週5回「タラ」を食べるグループ22人
  • 夕食に週5回「サーモン」を食べるグループ22人
  • 魚を食べることは禁止されたグループ19人
    ※被験者はすべて肥満傾向にある方

そして8週間後にどうなったか。

結果は、

  • 全グループでビタミンDは減少傾向
  • しかしサーモンを食べたグループは減少量が少ない
  • ビタミンD以外は、血液濃度に影響なし

サーモンはサバと同様、ビタミンDが豊富な食材ですからね。

ということで、

  • ビタミンA
  • ビタミンB1、B2、B6、B12
  • ビタミンC
  • ナイアシン
  • 葉酸

に関しては、魚食が血液濃度に与える影響はないという結果に。

またビタミンDに関しても、ノルウェー(北欧)は冬になると1日の日照時間が7時間前後になる地域なので、ビタミンDが減りやすいのかもしれません。

ビタミンDは、日光浴することで体が作りだす成分なので。

日照時間のメモ
日本の場合、1日の日照時間は10~14時間あります。

ビタミンに関していえば、肉や魚を意識せずに、野菜と一緒にたくさん食べれば心配する必要はなさそうですね。

肉でも魚でも、ケールと食べてビタミン補給!