「青汁ゼリーってあるけど、あれいいの?」
と言われることがあって調べてみたんですが、青汁ゼリーって予想以上に口コミがいっぱいあって人気なんですね。
口コミで聞くような効果を期待できるのか、調べてみました。
青汁ゼリーは基本お菓子
本来、青汁ゼリーは食べられない
そうなんです、青汁ゼリーは本来マズすぎて食べられないです。
Youtuber(ユーチューバー)のヒカキンさんが青汁ゼリーの実験動画をアップされていたので、これを見るのが早いですよ。
動画を見ていただくと分かるのですが、
- 青汁1杯150mlをゼリーにすると分離する。
- しかも、粉っぽくておいしくない。
青汁1杯150mlをゼリーにするだけでもマズいのに、
市販の青汁ゼリーは15g
市販の青汁ゼリーは1食15gですよ?
一般的な青汁1杯150mlをゼリーにするとマズくなる。
そのマズい青汁ゼリーを1/10の15gに濃縮しちゃったら食べられるわけありません。だけどなぜか市販の青汁ゼリーはおいしい。
おいしい青汁ゼリーということは
市販の青汁ゼリーがおいしい理由は簡単で、
それだけ薄めてるから
きっと青汁ゼリーは、
たったこれだけ!?
とショックを受けるほど、1食あたりに使われる青汁原料は少ないと思いますよ。
その証拠に、市販の青汁ゼリーで青汁素材(ケールなど)が原材料の最初に書かれている商品を見たことがありません。
青汁ゼリーの宣伝をみていると、効果の薄い青汁に特有の迷走がみられますし。
迷走する青汁ゼリー
青汁ゼリー1食で野菜〇㎏分!?
この青汁ゼリーの広告は本当におどろきました。
きっと青汁としては効果が薄すぎるからだと思いますが、
- 合成ビタミンをいくつか添加して、
- 添加した合成ビタミンごとに野菜換算して、
- 野菜換算した重量をすべて足す。
そして、
1食で野菜〇㎏の栄養が!
って、うそでしょー。
つまり青汁ゼリー1食15gに、
- 添加したビタミンAはピーマン2㎏分
- 添加したビタミンB2はホウレンソウ3㎏分
- 添加したビタミンCはキウイ1㎏分
- 添加したビタミンDはシイタケ3㎏分
だから青汁ゼリー1食15gで野菜9㎏分ですよ!って言うようなもの。そんなことで、消費者が喜ぶのでしょうか・・・。
青汁って、ただでさえ「〇〇に効く!」といった悪質な情報サイトが多いけれど、これはまた大胆な宣伝でビックリしました。
いやぁ、お金(儲け)って人を盲目にさせるんですね。
すごい世界だなぁ。
黒糖も機能素材として活用
最初は頭が混乱しました。
だって青汁ゼリーということは、青汁のひとつなんでしょう?
それなのに青汁素材の説明はほどほどに、青汁とはまったく関係ない副素材の説明ばかりで、しまいには
黒糖でミネラル補給!
って、いやいや。
黒糖に含まれるミネラルなんて微量で、基本は砂糖ですから。
青汁ゼリー全般にいえるのですが、
もはや何の商品かわからない
きっと青汁としての栄養価値はほんとに低いから、あれこれ混ぜ物して差別化してるんでしょうけど。
だったらもう、青汁じゃなくてもいいと思うのですが。
おすすめの青汁ゼリーとは
青汁ゼリーを知って感じましたが、
青汁ゼリー=お菓子
これは、青汁じゃないですよね。
もし「青汁ゼリーでおすすめはありますか?」と聞かれたら、
うーん、どうしよう。
とりあえず、これを読んで冷静になって考え直そうと伝えるかもしれません。
それに、そもそも青汁はゼリーに向いてないですよ。
よく菌を培養するのに寒天を使ったりしますが、ゼリーって菌が繁殖しやすい環境なんですよね。
青汁はケールなど植物を収穫して加工する商品なので土壌菌が混入しやすいです。それを菌が繁殖しやすいゼリーに混ぜるわけでしょ?
こわすぎて、ほとんど青汁素材を入れられないですよ。
やっぱり青汁は、冷凍か粉末がいい。
さてと、ちょらの青汁でも飲みにいこっと。