ひさしぶりの黒胡椒で、「豚肉と油揚げ」をつかった青汁の炒めもの。

ジジジジジッ、ジュワー。

電子レンジで解凍しきれていない豚肉を細かくカットして、油でよく熱した鉄フライパンに入れていく。

豚肉を炒める音って、どうしてこんなに心地よくさせるのだろう。

遊びにきてくれた妻のご両親に食べていただくからか、油ではじける音が軽やかだ。

豚肉の赤味がなくなってきたところで、「これもつかって!」と妻に託された油揚げを、手早くカットしていっしょに炒めていく。

(少しくらい、焦げても大丈夫だよね)

火にかけた鉄フライパンを放ったらかして、いつものケールを細切りにする。今回のケールは小ぶりなこともあって、8枚も使うことにした。

よく混ぜて炒めながら、こぼれないようにケールを加えていく。

全体に火がとおって、おいしそうな緑色に変わったら塩だけで味付けして、醤油をまわしかければ完成です。

そうそう、妻の実家に遊びに行ったときに置き忘れた黒胡椒(ミル)がようやく我が家に戻ってきたので、仕上げに黒胡椒をふりかけよう。

冬場のあまいケールに、ピリリとする刺激がいい感じ。

あたたかい家庭の食事になりました。

あした雪が降るなんて思えないほどに。