青汁は、ブロッコリースプラウトEX(天然美活)へ進化しました。

こんにちは、高山 ひろゆ&みか です。

この度、13年続けてきた「ちょらの青汁」を「ブロッコリースプラウトEX」という商品へリニューアルすることになりました。

それに伴い、社名も天然美活株式会社に変わります。

「創業当初から飲んできたので、ちょっと寂しいね」という声を寄せてくださったお客様もいて、わたしたち夫婦も正直、感慨深いものがあります。

それでもなぜ、リニューアルしたのか。

その話を少しさせていただければと思います。

はじめに

青汁屋を13年前にはじめた理由、それは青汁業界に嫌気がさしたからです。

現在、いろんな青汁が販売されています。

  • 無添加の青汁
  • 素材や製法にこだわる青汁
  • コスパにこだわる青汁
  • 機能性表示食品の青汁
  • 特定保健用食品の青汁
  • 著名人が宣伝している青汁

いろんな青汁が販売されていますが、肌感でいえば、野菜不足に役立つ青汁は1%もないと思います。

青汁製造量で国内No.1の企業で勤めていた時にはじめて、青汁には期待するような栄養がないことを知って、退職したあとも他社製造を含めて100種類近くの青汁を調べて確信しました。

市販青汁は期待するほど、野菜不足に役立ちません。

そうした世界を少しでも変えたくて、青汁専門店をはじめました。

青汁とは、どういう商品か。

そもそも青汁は、戦後、岡山県の医師(遠藤仁郎)が生み出した健康法です。

戦後の食糧難の時代に、栄養失調に苦しむ人々を救うために、収穫後の畑に残された菜っ葉をすりつぶして飲ませたのが始まりといわれています。

青汁を飲ませたことで、人々がみるみる健康になっていくのを見て「もっと栄養豊富な野菜はないか」探し求め、アメリカからケールの種を持ち帰って栽培をはじめたそうです。

それから家の畑でケールを栽培して、ジューサーなどですりつぶして飲む青汁健康法が広がり、その後、より簡単に飲める冷凍青汁がテレビCMでヒットして全国で知らない人はいない健康法になりました。

そして社会が便利になるにつれて、冷凍青汁よりもさらに簡単に青汁を楽しめる方法として、粉末青汁が登場して現在に至ります。

しかし、それによって青汁から栄養が大きく損なわれました。

鉄分や葉酸、カリウムなどは補助食品として役立ちますが、野菜が得意なビタミンAやビタミンC、カルシウムなどは、有名な青汁も、無添加の青汁もほとんど含まれていません。

青汁屋をはじめた理由

以前、青汁製造量で国内No.1の企業に勤めていたとき。

知らない人はいない上場企業の青汁を宣伝するために、ドラッグストアで販売支援していたときのこと。

妊婦さんがご来店されて「つわりで思うように食べれなくて。この青汁は野菜不足に役立ちますか?」と聞かれて「野菜の栄養たっぷりなので、野菜不足が解消されますよ!」と笑顔でお伝えしたとき、自分自身に嫌悪感を抱きました。

その青汁も、原価を抑えるためにデキストリンやデンプンなどを加えていたため、「こんなに薄めたら栄養なんてほとんどない。これじゃあ緑色をした水じゃないか。」と感じていました。

にもかかわらず、笑顔で「野菜不足にどうぞ!」とツラそうな妊婦さんに手渡したとき。申し訳ない気持ちで一杯になり、自分はなんてことをしたのだと痛烈に後悔したことを今でも覚えています。

あの日から、ちゃんとお客様のためになる青汁を提供したいという気持ちが芽生えたのです。

ちょらの青汁が誕生

野菜不足を解決する商品として、

  • 野菜ジュース
  • スムージー
  • 冷凍青汁
  • 粉末青汁

など、いろいろとありますが、粉末青汁にこだわったのは、

  1. 糖質が極めて少ない
  2. 手軽に飲みやすい

という特徴があるため、栄養さえしっかり摂れれば、生活習慣病やダイエット中の方でも安心してご利用いただけるからです。

糖質も少なくて、飲みやすくて、野菜不足に役立つ。

そんな青汁を求めた結果、たどりついたのが生搾り青汁製法でした。ケールだけでなく、海藻やクロレラ、スピルリナといった藻類を、風育ちケールを搾汁した生青汁と混ぜて粉末化することで、驚くほど栄養価を高めることに成功したのです。

青汁の世界に、ちゃんと栄養が摂れる青汁も加えたい。

その想い一心で作り上げた「ちょらの青汁」。

これまでに3回リニューアルを繰り返しながら、野菜不足だけでなく、青汁や野菜ジュースでも摂ることができないビタミンDまで、不足分を1杯飲むだけで解消できる青汁へと成長しました。

野菜不足はもちろん、しっかり栄養が摂れる「ちょらの青汁」。

けれど一般的に「青汁は栄養豊富」というイメージがあるため、ちょらの青汁の特徴である「栄養豊富」は差別化になりません。しかも栄養にこだわったことで原価が高く、クチコミを購入したり、インフルエンサーにPRを依頼するなどのマーケティング費も節約しています。

そのため地道に個人で情報発信しながら、地道に販売してきました。

ブロッコリースプラウトEXへ

夫婦で青汁を販売しながら13年目を迎えたとき。

年齢とともに気力も体力も、昔のように続かなくなって。ちょらの青汁を飲みながら、食べ始めたのがブロッコリースプラウトでした。

ブロッコリースプラウトで注目を集める抗酸化成分「スルフォラファン」は、じつはアブラナ科の野菜であればどの野菜にも含まれている成分。そのためアブラナ科のケールにもスルフォラファンが含まれています。

とくに種から芽生えた直後のスプラウトには、この強力な抗酸化成分がたっぷりと含まれています。

ブロッコリーも、ケールとおなじアブラナ科の野菜。

そのためか、風育ちケールを使用した「ちょらの青汁」とブロッコリースプラウトの相性はとても良くて、青汁を飲みながらブロッコリースプラウトを食べていると、元気が夜まで続くようになりました。

ブロッコリースプラウトの効果に感心していたとき、ふと「ちょらの青汁にブロッコリースプラウトを加えたら、お客様をもっと健康にできるかもしれない」と思ったのです。

そこから試作を繰り返しながら、生搾り青汁製法でブロッコリースプラウトを丸ごと使用しながら完成したのが「ブロッコリースプラウトEX」です。

これまでのように、野菜不足に役立ち、ビタミンD不足も解消するだけじゃなく、抗酸化野菜ブロッコリースプラウトも摂ることでデトックスやエイジングケアにも役立つ飲料。

それが、ブロッコリースプラウトEXです。

ただ、相変わらず原価がとても高くて、クチコミをはじめとしたマーケティング費用を捻出することは難しいです。そのためきっと、

  • どんな商品なんだろう?
  • 信用していい商品なのかな?
  • 話題になっているのかな?

などを気にされる方の不安を解消することは、今回も難しいです。こうした情報が伝わって、ご理解いただける方に人に、これからも地道にご提供してまいります。

これからもご期待に添えられるように改善を重ねてまいりますので、ちょらの青汁から引き続き、ブロッコリースプラウトEXもよろしくお願いいたします。

高山 ひろゆき&みか