きおっちょら農園

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「青汁はお湯に溶かして飲むと栄養素が壊れるからダメ」は本当?

yakan
青汁を水で飲むと体が冷えるため、お湯に溶かして飲む方もいらっしゃると思います。ただ、お湯に溶かすと栄養素が壊れて効果が薄れるのではないかと不安になる方も多いようです。

実際に、

  • 青汁をお湯に溶かしてしまうと、ビタミンCが壊れてしまう。
  • 青汁は熱に弱い成分が多いから、栄養素の一部が破壊されてしまいます。
  • 沸騰したお湯だと、ビタミンやミネラルが壊れてしまうので、沸騰してなければ大丈夫。

など、お湯に溶かしたときの栄養素について心配する口コミをよく見ます。

もちろん、お湯に溶かすことで栄養素の一部が壊れるからといって、かならずしも水に溶かして飲む方がいいともいえないと考えています。水に溶かして飲むと消化器官(胃腸など)への負担が強くて、栄養素の吸収率が低下する可能性がありますよね。

  • 水に溶かすと栄養素は壊されにくいが、消化吸収率が低下する。
  • お湯に溶かすと消化吸収率は上がるが、栄養素の一部が破壊される。

ということではないでしょうか。

物事にはメリットもあればデメリットもあります。その日の体調に合わせて水とお湯を使い分ければよいと考えています。

少し話はそれますが、そもそも青汁を水に溶かすかお湯に溶かすかを心配してしまうのは、「野菜は非加熱であるほど良い」といった考えがあるからだと思います。そうした「生野菜は加熱野菜に勝る」という認識は、グリーンスムージーやローフードなどの健康法を実践している方にも見られます。

でも人類の歴史上、野菜(植物)を生で食べることはあまりしてこなかったようです。なぜなら、

  • 生野菜にはアクが含まれるため、体への負担が重い。
  • 生野菜には寄生虫や土壌由来の細菌が付着しており、危険性が高い。

からです。

そのため人類は野菜を加熱して、日本人の場合は野菜をお浸しにするなどして食べるようになりました。

また「グリーンスムージーやローフードは生であるから酵素が生きている」という話も散見されますが、それは誤りです。酵素に特別な健康効果などありませんし、そもそも酵素がすべて体に良いとも限りません。

例えば毒ヘビにかまれると死に至りますが、そのヘビ毒も酵素です。

動物はもちろん植物も、生命体は自らの種(しゅ)を後世に残すために生きているようなものです。野菜も花を咲かせて受粉して、種(タネ)を残すために懸命で、食べられないために毒性のある酵素を持つことだってあります。

そうしたこともあって人類は、野菜を加熱調理するようになりました。

グリーンスムージーやローフードなど、生野菜信仰はアメリカ発祥であることが多いように思います。広大な土地では新鮮な食べ物を手に入れるのも難しく、添加物を多用した刺激的な食品に囲まれていると、そうした生野菜信仰に陥ったりするのかもしれませんね。

「生物(ナマモノ)だから体に良い」は、必ずしも正しくありません。

日本でお寿司をはじめとした生食の文化が根付いているのは、生物(ナマモノ)が体に良いからというよりも、生でも美味しく食べられる文化を築いたからだと思います。生食は栄養的な価値よりも、食文化に多様性をもたせることに価値があるのではないでしょうか。

青汁を水に溶かして飲んでも、お湯に溶かして飲んでも。

無理なく飲むことができれば、どちらでも構わないと考えています。

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濃い青汁で健康な日々を楽しんでいただけることを願っています。

書いたひと

Hiro Takayama
遊んだ気になれる便利な都市(福岡・東京・横浜)暮らしでは満足できず、生活スペックを落として生まれる不便を自分なりに遊ぶ人生に変えました!!!南九州に移住してアウトドアな日常を楽しんでます。