隠れ里(紀伊半島)で命をつなぐ、ケール葉のこだわり。

「個性」にこだわる

露地栽培

無農薬にこだわるケールは、ほかにもある。

しかし、その多くは虫害を避けるためにハウス栽培だったり、その裏で化学農薬を使って大量生産する所もある。

けれど私たちは、管理栽培ではない、露地栽培にこだわる。

太陽をたくさん浴びて、大雨に打たれて、寒空にさらされる。過酷な自然環境で、虫にも負けず生き抜いたケールは、地球の味がする。

ストレスに負けない、生命力あふれるケールにこだわっています。

品種

青汁として、日本に広まったケール。

最近では、葉先がパセリのように細かくカールするカーリーケールや、表面がカボチャのようにボコボコしているカーボロネロやゴズィラーナなども流通するようになった。

けれど私たちは、コラード系ケールにこだわる。

カーリーケールはサラダ用、カーボロネロやゴズィラーナは煮込み用。ひとつの調理法に特化したケールでは、ケールの個性が限定的になる。

料理でも青汁でも、用途を選ばないケールにこだわっています。

味わい

マズイ、苦手なイメージが先行するケール。

けれど最近の研究では、スプラウトにも含まれるケールの苦味成分「スルフォラファン」には、発がん物質を排出したり、血行促進作用があるといわれている。

だから私たちは、良薬口苦しのケールにこだわる。

料理や青汁で、ケールを不安になりながら食べてみたり飲んでみると、意外とおいしく、むしろ様々な味わいが口の中で踊ってくれて気持ちが晴れやかになる。

苦みに勝る、奥深い味わいのケールにこだわっています。

「新鮮」にこだわる

朝採れ

栄養に注目される、健康野菜ケール。

野菜の栄養価だけを考えれば、日中、光合成で栄養をつくり出したばかりの夕方に採れた野菜が、科学的にはもっとも栄養が多いはず。

けれど、それでは鮮度が失われる。

栄養価の高い夕方に収穫すると。夜にかけて冷え込み、朝にかけて暑くなる気温の変化に半日もさらすと、鮮度を失いながら栄養素が分解される。

健康野菜といえど、朝採れケールにこだわっています。

クール便

コスパの良いケールより、効果を守るケールを。

せっかく手塩にかけて育てたのに、夏場をのぞいて常温便で配送する野菜宅配会社が多いことに驚いた。お客様に、より安く、手ごろな値段で。

それは分かる、けれど健康のほうが大切だ。

一年を通じて気温は不安定。寒すぎる春もあれば暑すぎる秋もあり、凍結する冬もある。予想をこえた温度変化は、確実にケールの鮮度を破壊する。

収穫したてのケールを、低温で寝かしてお届けしています。

生搾り青汁

冷凍青汁は、生ではない。

収穫したてのケールを、搾ってすぐに冷凍したのが市販の冷凍青汁だと誤解している人が多いが、じつはどれも加熱されて栄養分解が進んでいる。

非加熱で冷凍青汁を販売することは、違法行為。

ケール青汁の効果を手にするために残された選択肢は、生搾りの青汁かスムージーだけ。予想を裏切るほどに簡単な生搾りは、ためす価値が大いにある。

料理はもちろん、新鮮なケール青汁もお楽しみください。

「歴史」にこだわる

半世紀

2012年に誕生した、きおっちょら農園。

創業するときに考えていたこと、それは「自分たちで栽培したケールを販売する」という理想。しかし、とある露地栽培ケール農家(紀伊半島)と出逢って悟った。

専業農家は、雲の上の存在だ。

聞けば、半世紀にわたって種をつなぎ、ケールを土地に順応させたという。それまで見てきたケールとはまったく異なる、圧倒されるケール葉の理由が分かった。

仕入れながら、彼らと一緒に成長しようと決意しました。

ネット販売

ニュースで聞く、少子高齢化問題。

それは、現在お世話になっているケール農家もおなじ。栽培者は若手もいて問題はない。しかし、買っていただけるお客様が高齢化していた。

対面販売だけでは、先が見えない。

その言葉を聞いたとき、半世紀つないだケールの生命が終わるかもしれない事実に、言葉では言い表すこのできない不安に、孤独におそわれた。

インターネットは、情報だけじゃなく、命もつないでいます。

進化

お届けするのは、コラード系ケール。

しかし、ただのコラード系ケールではない。半世紀にわたって花を咲かせ、交配し、種を生み落としてきた結果、この土地で独自に進化してきた。

いわば、世界でひとつだけのケール。

きっと50年前とは、まったく異なる見た目や味わいなのだろう。これから50年、ふたたび見た目や味わいを変えながら、ますます進化していくのだろう。

歴史の目撃者は、私たちです。