発芽〇〇に要注意!?発芽玄米が玄米よりも栄養が低いって本当?

発芽玄米って「なんとなく体にいいから」と食べていませんか?

発芽玄米の広告でも「玄米にくらべて栄養価が増加しています!」と宣伝しているので信じてきましたが、

本当にそうなの?

と思って調べてみました。

そもそも発芽玄米とは

発芽玄米が生まれた日

2,500年前には始まっていたとされる日本の米食文化。

発芽玄米と聞けば、近代になって生まれた食文化だと思っていましたが、調べてみると縄文時代末期にはすでに発芽玄米を食べていたんだとか。

というのも、

  • 当時の精米技術では玄米に傷がついていた。
  • そのため吸水しやすく、発芽もしやすかった。
  • また、発芽させた方が玄米よりも炊飯しやすい。

こうした事情もあって、縄文時代末期には食べやすさを求めて発芽玄米を利用していた可能性があるそうです。

なんだか、感慨深くなりますね。

発芽玄米の栄養が評価された日

有田川(和歌山県)の大洪水がおきた昭和28年(1953年)。

大水害で町は水浸しで、米蔵にあった玄米も水浸し。当然、そんな玄米が売り物になるわけもなく、仕方なく自家消費することに。

食べてみると、これが案外いける。

気のせいか、食べ続けると体の調子もいい。

あれ?芽がでてるよね。

ということで、水につかって芽が出ていた玄米、つまり「発芽玄米を食べると健康になった」という話が広まって現在にいたるそうです。

発芽玄米の栄養価とは

玄米との栄養比較

口伝えに広まった発芽玄米の健康効果。

いまでは発芽玄米の研究もなされて、広告宣伝でも「玄米以上の栄養価!」というイメージが広まっています。

そこで、実際のところはどうなのか調べてみました。

玄米(発芽玄米)に多いとされる栄養素をくらべてみたのですが、発芽玄米が勝っていた食物繊維とマグネシウムは玄米とほぼおなじ

しかし、それ以外の栄養素は明らかに玄米が勝っているんですよね。

上記以外の、微量に含まれているビタミンやミネラルをみていても、

発芽玄米<玄米

なんですよ。

発芽玄米 ≠ GABA

栄養で勝てないので、発芽玄米にたくさん含まれているという「GABA(ギャバ)」成分もしらべてみました。

発芽玄米でも有名なファンケルの情報を確認すると、

  • 玄米100gあたりGABAは3㎎
  • 発芽玄米100gあたりGABAは4㎎

とのことで、頼みのGABAは玄米とほぼ変わらないんですよ。

それだけでなく、

果菜はGABA食材

ということまで分かりました。

たとえば果菜である「トマト」「なす」「きゅうり」のGABA値を調べると、

  • トマト100gあたりGABAは62.6㎎
  • なす100gあたりGABAは20㎎
  • きゅうり100gあたりGABAは7.2㎎

こんなに含まれています。

また、果物の「ぶどう」や「みかんなどの柑橘系」をはじめ、「じゃがいも」や「かぼちゃ」などの根菜にもGABAはたっぷり含まれていました。

なんなら「ぬか漬け」なんて100gあたり100㎎近くもGABAが含まれているといわれていて、調べるほどに

発芽玄米はGABA食材じゃない

という気になってきます。

結論:発芽玄米の良さとは

気になって調べてみたところ、

  • 発芽玄米の栄養は玄米よりも少し見劣りする。
  • また、発芽玄米はGABAも決して多くない。

それでも発芽玄米を購入する動機といえば、

炊飯しやすい

玄米に近い栄養価をもっていて、玄米よりも炊飯しやすい。

これに尽きます。

ただね、さすがにお米のおいしさにはかないませんが、

  • 玄米よりも栄養豊富で、
  • 発芽玄米よりも炊飯がラクで早い。

そんな主食を知っています。それが、

ちょらの雑穀!

まさかここにきて自社商品の宣伝になるとは。だけど、思わず宣伝してしまうほど画期的なので、よろしければご参考ください。

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さーて、ちょらの雑穀をチンしてこよっと。