「広告代理店のみなさまへ」

今日は「燃えるゴミの日」ゴミと偲ぶ命を分けるものとは。

コンクリートよりも先に、
空気が暑く熱せられるなか。
コンクリートよりも先の、
竹林の日陰へと向かう。

左手にビワの木を見ながら、
ふたたび日なたへと出た先には、
里山を見下ろす丘の道。

左手にスイカ畑が見えたなら、
まもなく現れる赤い鉄格子。

それが燃えるゴミの集積場、
目的地だ。

さびたロックを外して、
ゴミを置くため身を乗り出したなら、
プーンと臭いがするだろう。

生きていた者達の腐敗臭だ。

眉をしかめるのか。
鼻をつまむのか。
汚い言葉を吐き捨てるのか。

君の体の一部に対して。

今日は燃えるゴミの日。

お手伝い、ありがとう。