「広告代理店のみなさまへ」

僕の「目玉焼きの食べ方」は、それでも定番だと信じてる。

「醤油とブラックペッパー」

それが、僕の目玉焼きの食べ方。

だけど妻の目玉焼きには、
いつも醤油とマヨネーズがかかっている。

マヨネーズ自体に卵が入っているのに、
どうして卵に卵をかけるのか。
マヨネーズの原料である酢をかけて、
酢醤油で食べた方が卵を味わえるのでは。

そりゃあ豆腐だって、
おなじ大豆でつくった醤油をかけるけどさ。
でも醤油は発酵されていて、
豆腐とは違った味わいがある。

でもマヨネーズは卵の味するやん。
たまごかけごはんに、
追いたまごするようなものでしょ。

そんな面倒くさいことを考えながら、
妻の醤油マヨネーズ目玉焼きを横目に、
醤油とブラックペッパーをかけていただく。

あらあら、かわいそうな人だ。
やっぱり目玉焼きには、
醤油とブラックペッパーだろうに。

だけど今日、ふと思った。

僕は「醤油とブラックペッパー」
妻は「醤油とマヨネーズ」

こんな夫婦から生まれた子どもたちは、
一体なにをかけて食べているんだろう。

本人たちに聞いたところ、
長男と娘は「マヨネーズとブラックペッパー」、
次男は「塩とブラックペッパー」
なのだそう。

なんとな。

てっきり「目玉焼きに醤油」は、
子どもも大好きな定番だと思っていたのに。
これほどマヨネーズが人気だなんて。

なんてこったい。
醤油派が、ひとりもいない。

さらに驚きの事実を知った。

なんと子どもたちは、
白身は白身、黄身は黄身で食べていた。

長男と次男は先に白身で、後に黄身。
娘は先に黄身で、後に白身。

ひょっとして目玉焼きは、
「白身と黄身のハーモニー」
を楽しむものではなかったのか。

一般的に目玉焼きは、
・白身と黄身を別々に
・マヨネーズをかけていただく
食べ物なのだろうか。

まさか自分の食べ方が、
我が家ではマイノリティだと思わなかった。

目玉焼きは白身と黄身をいっしょに、
醤油で食べた方がおいしいのに。

醤油でしょう、醤油。

目玉焼きには醤油だって。