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エゴマ油の原料「荏胡麻(えごま)」は昔から日本にあった!

この日記を書いた人

Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。

20140911
生活習慣病の予防には欠かせないオメガ3脂肪酸たっぷりの「えごま油」。

あまり聞き慣れない「荏胡麻(えごま)」ですが、昔から日本人には身近にあった植物油なんですよ。そんな荏胡麻について調べたことをまとめてみました。

日本における「荏胡麻(えごま)」の歴史

今では身近な食材である「胡麻(ごま)」ですが、荏胡麻(えごま)は胡麻(ごま)よりも昔から利用されてきました。

  • 荏胡麻にも「胡麻(ごま)」という字がありますが、2つは違う植物です。荏胡麻はシソ科で大葉(紫蘇)の仲間、胡麻はゴマ科の植物です。

奈良時代に本格的に利用されるようになった胡麻(ごま)に対して、荏胡麻(えごま)は縄文時代から利用されてきました。長野県の遺跡では、クッキー上の食べ物に練り込まれた荏胡麻(えごま)が出土されています。

鎌倉時代までは搾油用としてたくさん栽培されていたため、現在でも荏原(えばら)など「荏」がつく場所のほとんどは栽培地だったそうです。

農耕が始まったのは弥生時代からと習ってきましたが、縄文時代には既に荏胡麻(えごま)などの栽培が始まっていたのではないか。ともいわれています。

  • 食用としての利用
  • 炒ってからすり潰して薬味として利用したり、砂糖や味噌とあえた甘味噌「じゅうねん味噌(えごま味噌)」として、今でも餅やおにぎりに塗って焼いて食べる文化が残っています。
    ※「じゅうねん」とは会津地方の方言で荏胡麻の意味です。

  • 油脂としての利用
  • 空気に触れると固まる性質を持つ亜麻仁油(アマの種子から搾った油)、桐油(油桐“あぶらぎり”の種子から搾った油)、荏油(えごまの種子から搾った油)は、昔から油絵の具や木材の塗装などに利用されてきました。
    中でも荏油は、特に木材に艶を出す油として長く愛用されてきました。

近年、注目されるようになった荏胡麻(えごま)油

生活習慣病の予防など健康に生活していくうえで欠かすことができず、体内で合成することもできないため、食事から摂取するしかないオメガ3脂肪酸。

けれどオメガ3脂肪酸を豊富に含む食材は魚(特に青魚)だけのため、オメガ3脂肪酸を日常的に摂取するのはとても大変です。そのため注目されているのが「えごま油」。サラダ油はもちろん、ゴマ油やオリーブ油と比べても群を抜いてオメガ3脂肪酸が豊富なため、飲む油として注目されています。

ちなみに、わが家でお気に入りの「えごま油」については、「亜麻仁油」と「えごま油」って結局どっちがオススメなの?でご紹介しています。青汁やダイエットグラノーラ(ミューズリー)との相性もよくてオススメです。

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1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。
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