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青汁で野菜不足解消!?野菜1日分の栄養とれるって本当?

この日記を書いた人

Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。

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青汁を販売していると、「ちょらの青汁1杯を野菜に置き換えると何g摂れるんですか?」という質問をいただくことがあります。その都度ご返事するのも大変になってきたので、一度「青汁を野菜に置き換えると?」の話を整理してみました。

野菜置き換えには3種類の方法があります

「青汁1杯で、これだけの野菜が摂れる!」という話には3種類の見せ方があります。それが

  1. 「15種類の野菜を使いました」パターン
  2. 「1杯に350g分の野菜」パターン
  3. 「350gの野菜の栄養素」パターン

青汁にとどまらず野菜ジュースでもこういった表現を見ますよね。

「15種類の野菜を使いました」パターン

青汁のCMでもおなじみの「15種類の野菜を使いました」パターンですが、ご想像通り15種類使っただけで野菜がたくさん摂れるわけではありません。青汁1杯あたり70%添加物や甘味料で、青汁野菜が正味30%にも満たないとしても「15種類の野菜を使っている」ことを宣伝している場合もあるようです。

「野菜の種類が多い」からといって「野菜がたくさん摂れる」わけではありませんので、冷静に判断しましょう。むしろ15種類、21種類と、野菜の種類が多いほど添加物で薄めている場合もあるので要注意です。

「1杯に350g分の野菜」パターン

こちらもよく見かける「1杯で350g分の野菜」パターン。この方法は野菜を搾った汁だけ使う青汁でよく見かけます。

確かに350g分の野菜をもとに作られていても、野菜のジュース分だけ使っていて固形分は使われていません。豆乳(汁)とおから(固形分)のうち、豆乳だけを使用するイメージです。固形分にも多く残っている栄養素は使われないほか、ジュース分を粉末にする過程で添加物などを使用して薄くなる傾向があります。

1杯で350g分の野菜が摂れるわけではなく、350g分の野菜ジュース粉末ということなので冷静に判断しましょう。

「350gの野菜の栄養素」パターン

「1杯で350gの野菜の栄養素が摂れる」と書いてある場合は、その根拠に注意する必要があります。

青汁自体の栄養素が豊富であれば良いのですが、なかには合成ビタミンB6を添加して「ビタミンB6はホウレンソウ約1200g分」、合成葉酸を添加して「葉酸はピーマン約600g分」と表現されている場合があります。

その場合、添加された栄養強化剤以外の栄養素にはほとんど期待できない場合が多いため、原材料を確認することをおすすめします。

どのパターンにも共通しやすいこと

「15種類の野菜を使いました」「1杯に350g分の野菜」「350gの野菜の栄養素」のいずれの青汁も、広告宣伝に惑わされずに、原材料に聞きなれない成分や合成ビタミン・合成ミネラルが書かれてないか確認することをおすすめします。

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1杯で野菜がたくさん摂れるイメージ作りのために、世間受けの良い栄養素だけ添加して、青汁自体は添加物で薄めて利益率を高める。といった青汁も散見されます。

野菜不足を解消するために

きおっちょら農園では次のように考えています。

  1. 「15種類の野菜を使いました」について
    同じ量の青汁でも野菜の種類が増えるほど、原材料費が高騰します。同じ価格設定をした場合、種類を増やすほど薄める必要が出てくるため、ケールとクロレラの2種類に絞って中身を濃くすることにしました。
  2. 「1杯に350g分の野菜」について
    絞ったジュース(水分)だけ使うと、使わない固形分(食物繊維、栄養分)がもったいないので、両方使うことにしました。
  3. 「350gの野菜の栄養素」について
    例えばモヤシ350g分の合成葉酸を添加して「350gの野菜の栄養が摂れる」と宣伝するよりも、青汁自体を濃くしたほうが色んな栄養素が底上げされるため、栄養剤は添加していません。

また栄養素に関する広告宣伝と同様に、青汁を飲むだけで病気が治ると惑わされている方も多いように思います。青汁効果についても正しくご理解いただきたいと思って初めて「青汁 効果」で検索したら凄い効能ばかりで驚いた!に詳しくまとめましたので、こちらも参考になれば嬉しいです。

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Hiro Takayama
Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。
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