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青汁は栄養成分で比較しても意味がない!?栄養表示の仕組みとは?

この日記を書いた人

Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。

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これまで色んな青汁を飲んできましたが、自分に合った青汁を探すときって栄養成分も気になりますよね。

でも会社によって色んな見せ方があるので、調べれば調べるほど、どれが良いのか分からなくなって迷ってしまいます。でも、どのようにして栄養成分を決めているかって、意外と知らない方が多いんです。

栄養成分の見せ方は、1通りではなかった。

色々と調べていくと、栄養成分の見せ方には、どうやら3通りあるようです。

1.栄養成分値を食品(野菜など)に置き換えて見せる。

これは「カルシウムは、めざし7尾分」「ビタミンCは、レモン30個分」など、野菜に置き換えて栄養成分を見せている方法です。

≪ポイント≫

注意したいのは、「野菜○個分!」などの表現に惑わされないことです。特に、カルシウムやビタミンCなどは消費者に訴えやすい成分なので、合成カルシウムや合成ビタミンなどを添加して誇張するものも見受けられます。

野菜によって含有量が多い栄養素、少ない栄養素がありますので、栄養素が少ない野菜と比較すれば簡単に「100個分!」など、たくさん含まれているように表現できますよね。

2.栄養成分の数値をそのまま見せる。

分析した栄養成分値を見せる場合、一般的にチャンピオンデータといわれるデータを活用するようです。これは、過去に分析してきた中で、最も良かったデータを活用するものです。

≪ポイント≫

サプリメントと違って青汁は天産物を使った食品なので、その年の気候や土地によって栄養値は大きく変動します。例えば、

・ある時期の成分値
ビタミンC:100mg、カルシウム:30mg

・別の時期の成分値
ビタミンC:30mg、カルシウム:100mg

このような場合でも、栄養値をビタミンC100mg、カルシウム100mgと表示することができます。そのため、記載されてる量が1杯に含まれている、ということではなさそうです。

3.緑黄色野菜1日分など、量で見せる。

実は緑黄色野菜1日分といっても、1日分の栄養素が含まれているわけではありません。野菜ジュースでも物議をかもしていますよね。

粉末青汁の製法には「まるごと粉末化する方法」と「絞った汁だけ粉末化する方法」の大きく2種類ありますが、野菜○日分などの表示をする青汁は絞った汁だけ粉末化する方法で製造することが多いようです。

≪ポイント≫

野菜1日分といっても1日分の絞った汁から作っただけでなので、相当量が含まれていると誤認しないよう注意が必要です。

「野菜○○gに相当」といっても、使用した原料が○○gなだけで、その分の栄養価があるわけではありません。

基本的に表示している栄養成分は良いデータだけ

まとめると、青汁を栄養値で比較する際は、次の点に注意したほうが良さそうです。

  • 合成ビタミンや合成ミネラルなど、誇張したい成分を添加する場合がある。
  • 過去に何回も行った分析の中で、良かったデータだけ採用することが多い。
  • 野菜○○gというのは、原材料として使っただけで、栄養価は全く関係ない。

こうした状況を踏まえると、栄養素の情報は操作しやすいように思いますので、栄養素で比較した情報を参考にするのはほどほどにした方が良いのかもしれません。また、青汁効果についても同様で、初めて「青汁 効果」で検索したら凄い効能ばかりで驚いた!でも書いたとおり、いたずらに消費者の健康不安をあおる宣伝には落ち着いて対応しましょう。

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Hiro Takayama
Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。
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