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父親になったら「子どもを伸ばす父親、ダメにする父親」は必読でしょ

この日記を書いた人

Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。

20161009-1

武雄市の小学校でも有名になった花まる学習会の高濱正伸さんの著書ですが、新米パパはもちろん、とくに小学生くらいのお子さんを育てている父親は一度は読んでおくべき本だと思いました。

家族サービスを積極的にやっているお父さんも増えていると思いますが、家族サービスの質について熱く語ってくれています。

イクメンについて

最近は「イクメン」ブームで、子育てに熱心なお父さんも多いでしょう。

世間的に「イクメン」とは、妻の子育てを積極的に手伝う夫。料理をしたり、洗濯をしたり、送り迎えをしたり…というイメージではありませんか?

私は、父親の子育ての本質はそこではない、と感じています。

妻を手伝うなという話ではなく、共働き家庭が当たり前の現在は夫婦で家事を分担するなんてことは当然のこととして、父親には母親にはできない重要な役割があると語ります。

父親の役割とは

父親にしかできない父親の重要な役割として語られているのが「子どもとの遊び」「母親(妻)を守る」の2つです。

本書を読んでいると孤独に頑張る母親の現実を知って応援して欲しい。とくに父親には、父親だからこそできる子育て(子どもとの遊び)を積極的にやって欲しい。そんなメッセージが伝わってきます。

詳しくは本書を読んで欲しいのですが、子どもとの遊びについて具体的に、しつこいくらいに丁寧に説明してくださっています。アマゾンレビューの中には、

子供を伸ばすには父親がいっぱい遊んであげよう、という分りきっていることだけの内容で、大変失望しました。

という意見もありますが、本書で語られていることは父親自身も夢中になって遊ぶ「共体験」が重要なのであって、子どもと遊んであげるといった「子どもに与える」ことが重要という話ではありません。

上記レビュアーと同じように、高濱正伸さんは実体験のなかで夢中になって遊べない父親が増えていることに危機感を抱いているように感じます。そうしたお父さんのために、具体的な事例を紹介しながらとても丁寧に語ってくださっています。

実は子どもにとって、愛情は「量ではなく頻度」。

一か月に一度、どこか特別な場所に遊びに連れて行ってあげるよりも、一日十分、いや五分でもいいので、遊び心を持って子どもと触れ合ってあげること。その繰り返しが、父と子の絆を強くしていきます。

もし毎日子どもと本気で笑いあうことがないのであれば、本書で紹介されている様々な遊びを参考に、できることから実践することをおすすめします。

母を、妻を、個人として大切にする

こちらも素晴らしい話で、夫が妻と会話するときに気をつけなければいけないことを端的にまとめてくださっています。

「夫が妻との会話でしがちな、落とし穴五つ」

1.妻の話を黙って聞く。うなずきがない。
2.要点で話をするのがいいことだと思っている。
3.解決策を言うことがいいことだと思っている。
4.妻の話を論破する。結論を言う。
5.良かれと思って妻を啓蒙しようとし、妻をつぶしていく。

夫婦なら誰しも心当たりがあるはず。

夫のこうした反応にストレスを抱えて嫌気がさす奥さまは多い気がします。子育てをする上で母親の心の安定は何よりも重要だからこそ、妻との会話を盛り上げるコツについてもまとめてくださっています。

繰り返す・言い換える・共感する。この三つの行動に基づいた言葉が母にとってのキラーワード

本書には具体事例も書かれているので、詳しくは読んでいただきたいのですが、本当にそのとおりだと思います(それが気楽にできれば苦労はないのですが)。

せっかく子どもを授かったのであれば子どもに「毎日が凄く楽しい!」と思って欲しいし、せっかく結婚したのであれば妻に「夫と結婚できて幸せ!」と思って欲しい。そのためのノウハウが凝縮されている本書は、子育てをしているのであれば夫婦ともに読んで共有すべきですよ。

この日記を書いた人

Hiro Takayama
Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。
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