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いなか暮らしで移住するなら鹿児島をおすすめする11の理由

この日記を書いた人

Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。

dentei
鹿児島での暮らし(2013年に横浜から移住)、なぜか楽しいんですよね。

住めば住むほど鹿児島の不思議な魅力に引きこまれてしまって、いまでは他県に移住するなんて考えられないんです。なんでこんなに鹿児島にこだわるのか自分でも不思議だったので、一度その理由をまとめてみました!

1.上質な温泉が破格値すぎて心配になる

やっぱり、第1の理由はこれしかないですよ!

もちろん源泉の数が日本最大級に多いから行く先々で上質な温泉があるのも凄いけど、なにより値段が安すぎる。数多くある源泉かけ流しの銭湯の入浴料は300円台。もう、商売する気がないよね。

家族湯だって1000円台、霧島市あたりだと家族湯1時間500円なんてのもあるんですよ。入浴料1000円や家族湯2500円とか聞いたら「どれだけぼったくってんのよ!?」って思うくらい、鹿児島の温泉を知ってしまったら他県ではお金がもったいなくて入りづらいんです。

2.じつは女性が強すぎる

鹿児島を「男尊女卑」なイメージでみてる人いませんか?

実際、最初に来たときは家飲みで「女は給仕役、男は居間に座って飲み食いする」光景を目にして正直ちょっと居心地が悪かったです(笑)。だけど段々とそれは、男のプライドをくすぐって実権を握る鹿児島おごじょ(女)の戦略な気がしてきました。

鹿児島はとにかく女性が強い。

そのためか、結婚生活の幸福度指数「QOM」を全国調査(2014年)した結果では、鹿児島の女性が1番(2位:宮崎、3位:沖縄、4位:東京、5位:沖縄)に輝いたんですよ!すごいよね。その一方で、鹿児島の男性は19位。耳を澄ませばほら、今もどこかで「母ちゃんに任せときゃよかでなぁ。」っていう男の声が聞こえてくるでしょ。もっと男も家事をやって幸せをつかもう!

こんなに女が強くて幸せな県、いいよね!

3.戦争・平和について向き合える場

戦争の傷跡といえば、広島・長崎を思い出す人は多いと思います。

鹿児島は原爆こそ落とされなかったけど、特攻で多くの若者が飛び立った地でもあるんです。薩摩半島(鹿児島の左側)には知覧(参考:知覧特攻平和会館)、大隅半島(鹿児島の右側)には鹿屋(参考:航空基地史料館)という特攻資料館があります。

特攻隊少年飛行兵の手記「今日われ生きてあり (神坂次郎著)」を呼んで訪れて、いろいろと考えさせられました。こうした経験をさせてくれる鹿児島の存在はありがたいです。

4.なぜか治安がいい

鹿児島の風土がそうさせるのか、理由は不明なんですが。

統計的にみても鹿児島の犯罪認知件数は全国でもトップレベルに少なくて、なぜだか治安がとってもいいんです(住むと治安の良さがよく分かります)。女性が強くて、幸せだと感じてるお母さんが多いからなのかな?

それにオレオレ詐欺(電話詐欺)は全国一、被害者が少ないって知ってました?たぶん、方言が難しすぎて真似できないからだと思うけど(笑)。鹿児島で子育てすれば、老後オレオレ詐欺のような電話詐欺には引っかからないかも(そんな甘いこと考えるとダマされるよね、用心しないと)!

5.首都圏・中部・関西へのアクセスが簡単

鹿児島なら都市へのアクセスも簡単です。

いなか暮しをしていても、たまには都会の空気を吸いに行きたいもんです。鹿児島なら成田空港、中部国際空港、関西国際空港との間に格安航空(LCC)が就航してるから、福岡に行く感覚で主要都市に遊びにいけます。仁川国際空港(ソウル)をハブ空港に利用して世界へ遊びに行くなんてこともできる!

鹿児島空港って県の中央部にあるからアクセスしやすいし、空港付近には1日300円の駐車場まであってかなり便利なんですよね。

6.桜島と連絡船

いつでも冒険気分でワクワクできる。

よく「鹿児島は電車の本数が少ないから不便」とか、場所によっては「鉄道すらない田舎」、「車がないと生きていけないほど田舎」と言っている人をみるけれど、それの何が困るのかよく分からないんですよ(鉄オタの人は別として)。

鉄道があった方がそんなに便利?鉄道網が整備されてるってことは、それだけ大勢の人が利用してるってことなわけで。知らない人に囲まれた空間って居心地よくないし、満員電車は地獄です(身動き取れなくてコートのボタンが引きちぎれたこともあります)。そもそもこれから自動運転車の時代がくるわけで、自動運転車があれば鉄道に乗る必要すらなくなるし。

それより桜島への定期連絡船がある方が幸せだよ。車も運んで家族全員で片道2000円をきる格安さ。活火山に近づけるなんて世界を探しても鹿児島ぐらい。乗船して火山へ行く経験ができるなんてありえないよ。

正直、鉄道は肥薩おれんじ食堂みたいな観光列車や市内を走る路面電車の方が味があっていいよ!

7.隠れた秘島天国

南の島といえば、沖縄と屋久島。

それくらいしか出てこない人も多いんじゃない?最近でこそLCCが飛ぶようになったから奄美大島を知ってる人もいると思うけど、鹿児島の離島はそれだけじゃない。観光地化されてない南の島の宝庫です。しかも火山帯に属してたりするから、離島なのに自噴する温泉があったりします(薩摩硫黄島の温泉なんて凄すぎる)。

テレビの無人島企画で鹿児島の離島が利用されるのが分かる気もするよね。桜島の存在もそうだけど、基本的に人の手が入っていないアドベンチャー王国なんだよね、鹿児島って。

8.手つかずの自然が陸つなぎ

大自然は離島だけにあらず。

鹿児島を「屋久島にいくための通過点」にしか思っていないなら凄く損してる。離島の魅力は言うまでもないけど、鹿児島の右側に位置する大隅半島(おおすみ)の魅力も間違いなく底なしです。まるで秘境かと思えるプライベートビーチもあれば、エメラルドグリーンに輝く川もある。さらには日本最大級の照葉樹林もあって、その豊かな生物多様性は好奇心を刺激してやみません。

そんな大自然のいただきに囲まれながら、人口10万人も抱える鹿屋(かのや)という都市もあるのが奇跡。この鹿屋(かのや)という街、畜産が盛んな大隅半島の中心部にあるため、最高級の牛肉や豚肉が驚くほど格安で提供されています。大自然を満喫しながら食も楽しめるという、ゲームで作ったような恵まれた環境はここしかないよ。

だけど情報はほとんど表に出ていないので、自分の足で確かめましょう。

9.鶏は「生」で食べるもの

やっぱり、これは外せない。

いなか自慢といえば野菜が安いとか魚が旨いが定番だけど、鹿児島ではそんなの当たり前すぎてわざわざ言う必要がありません。さらには日本一の畜産王国だから、最高級の牛肉・豚肉・鶏肉が破格の値段で楽しめる。というのも鹿児島では当たり前だよね。

それよりなにより最高なのは、「鶏刺し」という食文化。

そう、鶏肉を刺身で食べます。宮崎のように炙って食べるのに飽きたらず、鶏肉を「生」で食べる。スーパーで売ってるのはもちろんのこと、行く先々で鶏刺し屋があって食感や味も違います。しかも値段も激安、魚の刺身より安いんだよね。

とくに「これは旨い!」と思える鶏刺し屋さんは郊外にあるので、鹿児島に住んでいないと食べられません。鶏刺しがあるから、どうしても鹿児島から離れられない。それくらい名店の鶏刺しは旨すぎるんです。

10.旨い酒ほど流通しない

鹿児島といえば焼酎も外せませんよね。

ビールに日本酒、ワインにウイスキーなどなど。インターネットでいろんな味わいを楽しめる便利な時代にあって、芋焼酎はネット対応できてないように思う。正確にいうと、ほとんど鹿児島で醸造しているうえに、鹿児島県人の消費量が異常なほど多いから県外に流通させる必要がないのかも。

それほど芋焼酎の種類は多いし、鹿児島でしか流通していない旨い酒もある。それに「焼酎のお湯割り=おじさん」なイメージを持つ人も多いけど、鹿児島の店で飲むお湯割りは異常に旨い。なぜ鹿児島県人がお湯割りを愛するか、店で飲むと分かるよね。それくらいに東京で飲んできたお湯割りと鹿児島のお湯割りは別物。

そして焼酎のお湯割りと鶏刺しの相性が、これまた異常なほど良い。もうね、しつこいけど異常なほど旨い。

11.結局、人がいいに尽きる。

鹿児島に魅了される理由をあれこれ考えたけど。

なんだかんだ結局、これに尽きると思う。鹿児島に限らず、世界的にみれば日本人はいい人が多いだろうから、これは47都道府県すべてに言えることだろうけどね。

鹿児島県人も例外なくいい人が多いうえに、てげてげ(南九州の方言)という「なんでも極端に偏りすぎず、ほどほどに」なんて意味の言葉があるように、おおらかな人が多いような気がします。これって沖縄の「なんくるないさ〜」みたいな感じで、暖かい地域特有のおおらかさなんですかね。ただ、だからといって時間にルーズなわけではないのが鹿児島のいいところ。

さいごに

正直、まだまだ鹿児島の魅力を伝えきれない。

田舎暮らしといえば「野菜・魚・肉が安くて旨い」が定番だけど、それに加えて源泉かけ流しの銭湯に格安で入れるうえに、手がまったく入っていない山・川・海といった大自然の営みがある。しかも活火山まであって、観光地化されていない南の島がいくつもあるなんて鹿児島だけです。そうした大自然に囲まれながらも、都市部へ格安で行けるLCCが鹿児島空港に就航しているという恵まれっぷり。

自然が豊かすぎて、車でどれだけ探検しに行っても飽き足りませんよ。たくちゃん(鹿児島のご当地芸能人)のラジオを聞きながらドライブして、たまにある店にふらっと入る。基本、食べログなんて鹿児島じゃ参考になりません。ふらっと入って、その店の良い所を探すのが旅ってもんでしょ。鹿児島にいれば休日はいつも旅みたいなもんです。

そしてしつこいけど、鶏刺しと芋焼酎のお湯割りの相性が抜群。「鶏刺しと芋焼酎お湯割り」は「ブルーチーズと赤ワイン」や「ソーセージとビール」、「魚と日本酒」に匹敵する相性です。鹿児島にいるだけで、お酒の楽しみ方に幅ができるのは想像以上にありがたいことです。

気づけば「あれ?ここって故郷だったっけ?」と思えるほど居心地の良い場所、それが鹿児島なんです。だけどね、鹿児島ってびっくりするほど魅力を伝えてないんです。多分これ、県民性なんですよね。「オレが!ワタシが!」っていう人たちじゃないんです、鹿児島の人って。だからいっつも後手にまわって2番手、3番手。

いい例が「お茶」。お茶の産地といえば、みんな静岡茶をイメージするでしょ?でも静岡茶ってもともと鹿児島から運んで教えたものだよ。鹿児島茶をブレンドして静岡茶として販売されてた時期もあるしね。鹿児島茶のクオリティは今でも健在で、鹿児島に来てから日本茶好きになりました。口当たりが柔らかくてまろやかでめちゃくちゃ旨い(もちろん、静岡茶も旨いよ!)。

なんだかもったいないので、お世話になってる鹿児島の情報を少しでもお届けできたらと思ってます。

この日記を書いた人

Hiro Takayama
Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。
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