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親バカ族(マザコン・ファザコン)でも自立した親子関係があるのかも。

この日記を書いた人

Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。

20151029-3

親ラブ族こそ理想の親子関係だったりして。

昨日、寝ながらラジオを聞いてたら「いまの若い子は親ラブ族といって、親が好きで好きでしょうがない子が多くて、中には中学生になっても親と一緒にお風呂に入る子もいるんです」という話があって。どうやら最近の子どもたちは、男女かかわらず、社会人になっても母親はもちろん、父親が大好きな子も多いんだってさ。

背景には、社会が不公平で不完全であることや大人の世界は想像以上に汚いことを若い頃からネットを通じて知ることで、親元から離れて独り立ちすることに過度に不安を感じるためなんだそうで、「そっかー、今の若い子はマザコン、ファザコンが多いんだなぁ。自立できなくて親に依存する子が増えてるのかー。」なんて思ったんだけど、同時に疑問が湧いてきたんです。

じゃあユダヤ人はどうなんだろうって。ユダヤ人では子どもが社会人になっても最低週1回は家族で食事するのが当たり前だって言うし、日本のように年に1回しか家族と合わなかったり、結婚前に初めて家族に恋人を紹介するなんて信じられないらしい。超マザコンファザコンですよね。

ベンチャー企業といえばアメリカを思い出すけど、起業家が一番多い人種ってユダヤ人らしいし、アインシュタインやスピルバーグ、ラルフ・ローレンやグーグルやツイッターの創業者とか、みんなユダヤ人でしょ。日本だとマザコンやファザコンは自立せずに親に依存している象徴なのに、なぜユダヤ人は世界で戦える起業家が多いんだろうと思って。

逆に親から離れて自立することが喜ばれる日本では、なんで会社や組織に依存する人が多いんだろう。ひょっとしたら日本型自立よりもマザコンファザコンの方が子育てがうまくいった証拠なのかなー。なんて思っていたら、こんな記事を見つけました。

面白かったのは、

ユダヤ教では男子の13歳を成人とみなし(バー・ミツヴァと呼ぶ)、盛大なパーティを催す。(女子は12歳で成人式を行う。これをバット・ミツヴァと呼ぶ)。

ユダヤ人の母親にとって、子供が13歳を迎えるまでの道のりこそが最大のミッション(使命)である。ユダヤ人には、教育は投資であるという徹底した考え方がある。彼らは、公的教育のレベルが非常に高い地域や名門私立校のある街を選んで暮らす。たとえその街の固定資産税が高くても、自分の子供にとってベストな環境を選ぶのである。

というところで、

  • 男は13歳で、女は12歳で成人とみなす。
  • 教育は投資だと考えている。
  • 子どもにとって最善な環境を選ぶ。

と聞いて、仮にマザコン・ファザコンだっとしても中身が全く違うなと感じました。これを、いわゆる典型的な日本の子育てイメージに当てはめると、

  • 男女とも20歳で成人とみなす。
  • 教育は学校や塾任せ。
  • 親の都合で子どもの教育環境は決まる。

ということになるよね。

多感な10代を子どもとして生きていく日本人と、中学生の時点で大人として生き抜くことを課すユダヤ人。学業の成績ばかり気にする日本人と、人格形成を含めた多用な経験も重視するユダヤ人。親目線で子どもの人生をコントロールする日本人と、子どものやりたい事や意思を尊重して親の生活環境をも変える子ども目線のユダヤ人。

なんとなくだけど、親の価値観を押し付ける日本とは違って、ユダヤ人は子どもの価値観に親が合わせる感じがするので、主従関係的な日本の親子関係とは異なり、ユダヤ人の親子関係って価値観の合う仲間的なイメージなのかもしれないよね。それだったら自立した子どもが親に会いに行きたくなるのも分かる気がする。

そうなふうに考えていると、「親ラブ族」って親が子ども目線に立てている証拠で、実は凄くいいことかもしれない。なーんて思ったけど、日本人とユダヤ人では同じ親ラブ族でも条件が違うことに気がついた。どうもユダヤ人は子どもの数が多いようだ。

ユダヤ人は大家族(子だくさん)

子だくさんだと親を独り占めできないから同じ親ラブ族でも精神的に自立しやすいと思うけど、一人っ子が多い日本では、親ラブ族はどうしても親に依存しやすい構造になってると思うので気をつけないといけないかもね。

はてさて、我が家はどうなることやら。

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Hiro Takayama
Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。
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