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桑の葉青汁の栄養成分「DNJ」効果で糖尿病に効能あり!?

この日記を書いた人

Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。

kuwaba

目次

1.桑の葉概要

2.桑の葉の栄養成分

3.桑の葉の効果効能

1.桑の葉概要

昔から健康茶としても愛されてきた桑の葉。

遊休桑園も増えている昨今、桑の葉の新たな利用法のひとつとして青汁も注目されています。

1-1.桑の葉の歴史

昔から日本では桑畑はよくある風景で、養蚕業が盛んだった頃は絹をつくる蚕(カイコ)のエサとして桑の葉が利用されてきました。地方に行けばいたるところに桑の木がありますが、養蚕業の衰退によって養蚕農家が減少して遊休桑園という新たな問題となっているようです。

遊休桑園が平地にあれば野菜畑や果樹畑に転用できますが、桑園の多くは傾斜地に多いので有効利用が難しいそうです。繭(まゆ)の生産量はこの80年で400,000トンから381トンへと1000分の1に減少していることからも、それだけ手付かずの桑園も増えているのかもしれません。

1-2.桑の葉の特徴

桑の葉は蚕(カイコ)のエサとしての利用以外にも、昔から健康茶(茶葉)としても利用されてきました。最近では桑の葉石鹸(緑茶石鹸もありますしね)や青汁として利用されるなど、新たな利用価値を模索しています。

2.桑の葉の栄養成分

桑の葉に含まれるビタミン・ミネラルなどの栄養素に関するデータは、多くが販売者によって分析されたもので信用に値する客観的なデータは存在しませんでした。実際に文部科学省が管理している食材の栄養成分データを確認しても、桑の葉の栄養成分は調査されていません。

ここでは、一般的に桑の葉に特徴的だといわれているアミノ酸について調べてみました。

2-1.アミノ酸

桑の葉の特徴的な栄養成分だといわれているのがアミノ酸です。アミノ酸の体内吸収率に応じてつけられるアミノ酸スコア(0~100)は最高値の100であることが知られています。吸収率の高いアミノ酸が含まれていることから、桑の葉青汁を販売するフィットネスクラブもあります。

しかし植物に含まれるアミノ酸量は決して多くなく(むしろ少ない)、アミノ酸補給が目的であれば鶏肉や豚肉、プロテインの方が効率的に補えることから、アミノ酸スコア100であることが果たして特徴となりうるかは疑問です。

3.桑の葉の効果効能

書籍やウェブサイトで一般的にいわれている桑の葉の効果効能を調査しました。あくまでも参考情報としてご覧ください。

3-1.DNJ

桑の葉には「DNJ(1-デオキシノジリマイシン)」という成分によって糖尿病を改善する効果があるといわれています。そのほかにも、以下の効果・効能があるといわれています。

  • 高血圧
  • 中性脂肪
  • 悪玉コレステロール
  • 便秘
  • 肥満

3-2.桑の葉の効果効能【まとめ】

糖尿病を中心に、桑葉の宣伝には治療効果を期待させるものが数多く見られます。

おそらく、そうした医薬品的効能の根拠は「桑白皮(ソウハクヒ)」と呼ばれる生薬原料ではないかと推察されます。桑白皮とは、冬場に掘った桑の根を水洗いして天日乾燥させたもので、利用・血圧降下・血糖降下といった作用が確認されており、漢方薬の清肺湯(せいはいとう)などに処方されるものです。

しかし、同じ桑でも根と葉では成分が異なり、桑葉に桑白皮(ソウハクヒ)と同じ生薬効果を期待しても意味がありません。桑の葉青汁に薬効があるならば、国の許可を得て用法用量を定めて販売する必要があり、野放しにされている現状を見過ごすわけはありません。

桑の葉には健康茶として親しまれてきた立派な歴史があるにもかかわらず、いたずらに消費者の健康不安を刺激して購入を促す状況は見ていて悲しくなります。初めて「青汁 効果」で検索したら凄い効能ばかりで驚いた!にも書きましたが、健康食品やサプリメントの役割は栄養補助であり、病気を治療することではありません。不規則な生活やストレスで体調を崩す方が多い現代だからこそ、本来あるべき栄養サポートという使命を桑の葉青汁にも果たして欲しいと願っています。

やっぱり、青汁を飲むならケール青汁(参考:ケール青汁の栄養・成分・効果効能で野菜不足を解消させる!)でしょう。

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Hiro Takayama
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1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。
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