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青汁の添加物で「カラギーナン」とあったけど、なにそれ?

この日記を書いた人

Hiro Takayama
1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。

carrageenan
青汁屋を始める前、いろんな青汁を飲んでいたら原材料にカラギーナンと書かれている青汁があって、正直「これなに?飲んでも大丈夫なの?」と不安だったので調べてみました。同じように不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。

早速ですが、カラギーナンは増粘剤の一つなんだそうです。

カラギーナンは弾力のある高分子で二重らせん構造を作って互いにからみあっているため、室温でゲル状になる天然の増粘多糖類で海藻から抽出されます。いくつか種類があり、ゲル化剤(寒天、ゼリーのように固める)や増粘剤(とろみをつける)として使用されているそうです。

ラット、モルモットなどを用いた動物実験では、カラギーナンの分解物が消化管に潰瘍およびがんを引き起こすこと、またこの分解物は未分解カラギーナンから消化管で生成しうることが示されており、また、未分解カラギーナンも発がんプロモーション作用があると報告されているようです。

カラギーナンをラット、モルモットに皮下注射すると炎症を惹起することが古くから知られ、この性質が潰瘍や発がんプロモーションに関係する可能性も考えられるようです。

でも、

  • 多くの動物実験はヒトでは不可能なレベルの大量投与により行われている
  • カラギーナンによる発がんプロモーション作用はげっ歯類特有の腸内細菌叢による証拠がある
  • カラギーナンによる炎症はサルでは容易に起きない

などの理由から、カラギーナンによる悪影響はラット、モルモットで発生する特殊な性質で、ヒトでは問題ないとする考えが有力なようです。

これに基づき、FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会 (JECFA)では、カラギーナンの規格を定め(カラギーナンの中に含まれる分子量50,000以下の成分は5%以下)、1日許容摂取量を「特定せず」(つまり毒性リスクは事実上ゼロ)と決定しています。

参考までに、ちょらの青汁ではカラギーナンは使いません。安全性を懸念してとかではなく、カラギーナンを使う分だけ青汁が薄まるからです。多少の製造効率を犠牲にしてでも濃い青汁作りを心がけています。青汁の安全性や効果効能については、こちらもご覧いただけると嬉しいです。

青汁の効果効能について

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Hiro Takayama
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1980年生。東京農工大卒→上場企業→ベンチャー企業→家族経営ブログ通販。家族生活は田舎の方が便利だと分かり鹿児島に移住。豊かな自然とネットがあれば子育て以上に楽しいものはない。
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